〈備忘録的『2019皐月賞』振り返り〉

　Ｇ前の坂で、川田Ｊの左鞭に反応して先に外へ少し寄れていた7ヴェロックスと
　坂の途上でのルメールＪの左鞭(と騎乗座居の偏り)に反応して内へ大きくよれた
　勝ち馬12サートゥルナーリアが接触し、ヴェロックスが弾かれ80cmほど内へ跳ぶ。
　すぐに審議となり払い戻しは５分近く遅れた。
　結果は上記の通り、降着(ヴェロックス先着の可能性)は認められず着順通り。
　勝ち馬の騎乗者ルメールＪには過怠金５万円の制裁が科せられた。

　勝ち馬の勝負服がキャロではなく赤白の格子だったり、水色に白の波線だったら、
　川田Ｊの抗議はきっともっと厳しいものとなっていたかもしれないと感じました。
　川田Ｊにしてみれば、自身４角先頭に立った時点で、他馬に迷惑を掛けないよう
　まっすぐ走らせようと考えた上で起きた事象なので、どこか納得しかねる感じを
　残しているようでしたが、自身が主戦の一人を務めているクラブの馬を降着させ
　てしまう影響は、どこかで考えたでしょうね。

　こちらは的中馬券の他に、２着馬からの馬単と２着馬の単勝とを持っていたので、
　少しクシャクシャする部分が残りましたが、サートゥルの強さは認めていますし、
　結果は結果ですので収めておくしかないでしょうね。審議時間が意外と長かった
　ので結構期待していたのですが…。

　考えの根底にあったのは、今年のダービーはそのサートゥルで、だからこそ皐月
　はヴェロックスというものでした。
　サートゥルが皐月賞を攫って行ったので、少し考えにブレが出ていますが、基本
　ダービーに相応しいのはサートゥルの方だと感じています。

　また、内を突いて伸び、一瞬２着はダノン？　と際どく残したダノンキングリー
　の坂コースでの強さも、きちんと記憶しておいた方が好さそうです。


　〈別件〉一週前追い切りで好かった、「ウィクトーリア」「ダノンプレミアム」
　　　　　は今週狙ってみたいと思っています。