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2018/06/11 03:01
でぃーえむえむさんの馬 (師匠からの話)
2016生産(現2歳馬)で、欲しい馬が数頭います。
ただ、正直価格がかなり高く設定されていて、そこで躊躇しています。
ナイトヴィジトの2016 ♂ が、一括 19,040円
これなどは、馬の値段が9000万円だと仮定するとお得な感じがしますが。
アジーマの2016 ♂ は一括で 18,600円
馬の値段が6500万円だと仮定すると、
馬代金×2.2 + 月々の経費80万円×5年×12か月 で計算した19,100円
にほぼ匹敵。
千葉のセレクトで5200万円で落とされた
カウガールドントクライの2016 ♂ は一括 21,200円設定
馬代金×2.2 + 経費4800万円 で計算すると 16,200円
設定価格との差額は5000円。
従って、5,000円×1万口 だと、5,000万円の過剰と思える利益設定。
もちろん、上記ナイトヴィジト2016にしろアジーマ2016にしろ仮定の値段は
かなりかなり底上げした数字なので、実際はそれぞれの馬で4,000〜6,000万円
の利益分を過剰に上乗せしている感じ。
営業経費や事業リスクを考慮すべきは当然なのですが、事業のリスクは本来、
事業主体者本人が負うべきもので、決して顧客に圧し付けるものではないはず。
*上記「馬代金×(2.2−1.0)」の部分が「経費」や「リスク」や「本来利益」
400口500口クラブの月会費は、購入する馬が多くなれば、あるいは購入額自体
が大きくなれば、それにともない1頭当たりは薄くなってくるものですが、
でぃーえむえむさんのビジネスモデルでは、単純に購入頭数分の、あるいは
購入口数分、積算で会費や経費負担が加算されていくのと同等と考えることが
できます。
(見方を変えれば、馬を3口購入しても口座を3口作る必要などないのに、
現実的に口座開設費が3倍掛かっているのに等しいです)
最初から完売できない口数を販売して、売れた分、それを買われた方に、
残りの分の負担を強いるようなモデルを脱却して、一日も早く、商道徳的に
まともな感覚で事業をして頂くことを望みます。
でなければ、馬が、自分たちの商売の為だけに市場を通されているような
感覚が残り、どこか哀しいと感じてしまいます。
もちろんNFさんも商売ですから、表も裏もいろんなことはあるとは思います
が、でぃーえむえむさんの「夢を共有」というのが上辺だけのものでないなら、
その辺りを出来るだけ早めに修正して頂けたらと感じてやみません。
===5行まとめ===
1万口売れないのは、総顧客数に対しての口数設定に問題があるか、
あるいはその馬の仕入れ価格や設定価格に大きな誤りがあるか、
あるいは事業経費モデルのポートフォリオ設計に誤りがあるはず。
口数多く買う顧客(得意客)が不利になってしまうビジネスモデルは
早かれ遅かれ破綻することは目に見えています。
(文責/馬の師匠)
私も今までもやもやしていたものが、なるほどと理解できました。