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2022/03/28 07:16

No.1の試金石(3/26毎日杯)

ちょっと調べてびっくり。試金石ってほんとに普通にネット通販で売ってるもんなんですね。しかもせいぜい数千円と特に高価なものでもなし。そうか...なんか本物の金かどうかを試す...っつう言葉の中にあるゴールドのイメージから勝手にこれ自体を高そうなものと思っちゃってたんですわね。実際の試金石は黒い石英質の鉱石の板だそうで、ここに金属をごしごし擦りつけて、それでついた線の色味で本物の金なのかどうかを確認するそうです。つうか、実際に使ってる映像とかも見てみましたが、結局、硝酸とかもかけて化学変化でのチェックもするみたいで、試金石だけで本物かどうかを見極めるかは、かなりの経験が必要っぽい。まあ、真贋をはかるなんてのは、何事にしてもそう簡単じゃないんでしょうねぇ。

で、ある意味安定した性質の金属の価値を見定めるのだって、かなりの熟練した技術が必要なのに、体調自体が毎日変化する血の通った生物、しかも賢く、豊かな情緒もあるサラブレットの力をはかることなんて、そりゃ困難の極みに決まってますわね。
さて、デビュー前から国枝師による能力お墨付き....2歳6月早々にあっさりデビュー勝ちした時には鞍上ルメール騎手に「ダービーを予約する」とまで言わせて、間違いなく今年巷で1番人気のディープインパクト産駒コマンドライン。その後、秋の重賞サウジアラビアRCをしっかり連勝して、いよいよ交じりっ気のないゴールド感に光り輝いたように見えておりましたが、勢いのまま1つ目のG1を獲りに行ったホープフルSで当然の人気を背負いながら惨敗12着。出遅れ?530Kgの絞れない馬体重?最後狭くなった不利もまずかった?そもそもそこまでじゃない?敗因をめぐっては様々な意見が飛び交ったもんでしたが、まあ、そうは言ってもそこは重賞勝ち馬。そりゃ、もう1回ぐらいは、ゴシゴシ擦りつけて本物かどうかを見極めるチャンスも余裕もあっていいはず....。と言うわけで立て直しての3/26阪神11R芝1800毎日杯。10頭立て。調教まずまずで相変わらず陣営も強気。更に少し絞れて524Kgの馬体重でしたが...少頭数10頭立てにもかかわらず、なんと5番人気という屈辱の立場で臨んだ1戦。鞍上が岩田Jr.のミライ君に乗り替わったこともあるでしょうが...それにしても...。2枠2番からどうにかやはり本物の評価を取り戻したかったところでしたが。

はぁ....。
スタートはスッと出たものの、ありゃ、いきなりのめった?!せいかスピードはのらず、中段から。更にヤネがなんだかおさえて道中さらに下げて下げて。もやーっと行き所がないまま3コーナーを回していき、直線向いてもこの頭数なのに詰まってる??ようやく外目からルートを作りバチバチ鞭はとばしましたが、こりゃもうとっくに勝負ついてるし..コマンドラインも普通にやる気なし?前戦に続きいいところがまったくない大差8着。
岩田望J談「課題のスタートは出て、いい形で進んでたが、3,4コーナーでごちゃついて集中力が切れてしまった。次につながれば。」うぅん...集中力が切れた?馬が?あなたが?次につながれば?馬が?あなたが?...まあ、なんかきっとどっちもだよね。

金属と違って、これから素質と言う名前の化学変化が起こって、価値のある純度の高い能力に輝く日がきっとまた来るかな?でも、とりあえずクラシックには届かなかったかなぁ。いや...距離が延びるダービーに未練を残して少ない可能性を模索するか。
今年度人気ナンバー1のチャレンジはとてつもなく厳しいものとなったようです。

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