堂々と後から来い(1/15Rﾊﾞﾗﾃﾞｨｰ1/16京成杯)

あけおめっ！(え？今更？)つうことで、3頭今週出てくれるので、とっとと本題に行きます。タイトルにはそんなん書きましたが．．あんたはそれじゃダメなのよぉ！と言うわけで1/15中京中京5R芝1400の未勝利戦に出走するのはこれで6戦目のドゥラメンテ娘ラクスバラディー。華やかなベリーダンスのように晴れ舞台で踊ってほしいとの願いからつけられたその名前だったが、デビューからまさかの5戦連続で1番人気を裏切る勝つ勝つ詐欺な子に。父が急逝してもはや貴重な血となった大事な肌馬候補ですが、もはや春の檜舞台はともかく、1つでも2つでも実力でその価値を高めてほしい。陣営もついに手を替え距離も替えると言うテコ入れでここは絶対に結果をの気持ちムンムン。18頭フルゲート6回目の1番人気、2枠3番．．内からスルスルーっと行ってほしいけど、もう結果を見るのが怖いよ。
チラリ(←そーっと見た)．．．うわぁ(ﾎﾞｿ)．．．ﾊﾟﾀﾝ←なんか閉じたぞ？え？何？楽に逃げてるようで最後はムチ入れても一切伸びず。ズズズと沈んでろ、6着。こりゃあさすがにマジで詰んだなぁ。

さて、前哨戦もなかったことにして終わり(え？)、いよいよ翌日1/16の中山11Ｒ芝2000京成杯に挑む2頭のお話。1頭は2走目の前走新潟2歳Ｓにダメジャーの大物セリフォスに敗れたハービンジャー産駒アライバル。1馬身以上離されての完敗もマイル以上ならどうかと期待させる脚色と闘志。またここまでの過程も良くヤネはルメールＪ(不調だが継続騎乗なのは絶対強み)で、もちろん人気に。でもね。タイトルに謳わせていただいた、今日の主役は1番人気になってるこの子じゃないのよ。俺の中では指名馬2頭出しのもう1頭、ルーラーシップ産駒のタイセイディバイン。彼とその背を担う松若J。この人馬こそが、俺の個人的なこの番組の主役。ただひたすらに俺がルーラー大好きってのもあるのですがね。この産駒のいいところはスロースターター尻上がりの典型的な成長曲線で3歳春を勝負にするPOGにはかなり不利なこと。ケケケ．．．俺みたいな生まれついてのひねくれ者はその裏を行きまっせ。不向きっつうことは、産駒有力馬もじっくり吟味して選べるタイミングまで指名されずに残ってる可能性も高いということ。そして、いくら負けても次はイケるいつか伸びる．．．と言う希望にすがれる1頭だということ。なんか弱めの固まりみたいなセールスポイントをブツブツ呟いておりますが、長年続けたルーラー枠、去年はワンダフルタウン＆和田竜二でバッチリはまり(俺基準ね)この戦力確保作戦に更に自信をつけての今年。初勝利までに5戦を要する地味な存在もその勝ちまでのジリッと肩上りっぷりもよし、ジャンプアップ重賞挑戦のここまで、高野師がやれるか見てみたいとコメント出してるのも含めて、まさにルーラー指名の真骨頂。アライバルは1番人気の3枠5番、タイセイディバインは4枠7番でほとんど無印の10番人気。もちろん俺の独断と偏見で、ディバイン目線での実況報告しまっせー。さあどうだ？

いやぁ．．．俺的には魅せてはくれた．．んだけどなぁ。小気味よいスタートで出るとそのまま促して、未勝利勝ちと同じく逃げを打つ作戦に．．．も、更に内を行く1頭に突っ張られ番手に。これで気分よくいけずスムーズさを欠いたかなぁ？見た目には4角で外から並びかけ、直線では一瞬ハナに立って残り200まで名前を何度も呼ばれてエキサイトしましたが、結局上りの一団に一気に来られて、馬群に沈んでの10着。
松若J談「現状の力は出せた。賢い馬。まだ手応えほど反応できないが成長してくれば楽しみ。」うん、着順ほど差はなかったしきっとまだいける．．平場でじわっととステップアップ狙いかなぁ。これからも楽しみです。

で、アライバルはっと…負けてるやないかい！？道中、馬群の内に潜む鞍上らしい競馬も直線向いてもスムーズに出せずに無理くり外目から．．ちょっと脚元が心配になるハンドリングで、よくまあそこから伸びてはきたが、例の陽気なネコに完敗の4着。安い子なのにホント気合の塊だねぇ。やはり前走は熱発明けが響いたか。その実力に素直に脱帽です。
ルメールJ談「エンジンのかかりが遅いのでこのスローの用意ドンは厳しかった。広いコースの方が合う。体も増えていたので、次は良くなりそう」ヤネの調子にも恨み節を一つ言いたくなったりしますが、それでも言う通り、叩いての次、を期待してます。