ズバリの結末(12/28　ホープフルＳ)

さてファンには長らく浸透していた、年の締め競馬、有馬記念。諸々ドロドロの事情から(いやよく知らんけど)、その後にもういっちょ、金を巻き上げよ．．．もとい、夢を与えようとまさかの大胆設置をされた2歳Ｇ1ホープフルステークスも、はや第5回となりまして。まあやんや賛否両論で言われてたこの新番組も、金杯まで待てない有馬の負け組にまさに名前通り、希望を持たせる起死回生の一発となったかどうかはさておき、結局、オレら1つでも多くお祭り騒ぎして馬券が買えりゃそれでハッピーだもんね。それにPOG的にも前半戦のラスト、3つ目の大銭を稼げる＆今後の指名馬やライバル馬たちの動向を占える機会ができたのは僥倖なわけで。ま、出られなきゃただただ大きくポイント積まれるだけの恨めしい番組でありんすが．．．今年はありがたいことに我が指名っ子2頭を送り込むことができた。それも単に記念出走や泡沫候補ってわけでもない立場で。結果はさておき、何よりの年の瀬になりましてありがたいことこの上なしっすわ。

でと、皆さんそうだと思うのだけど、POGはデビュー前の2歳若駒を、へたすりゃ名前もついてない段階からそれぞれの思惑でそれぞれのゲームルールの基、指名してくわけですが、俺の参加する社内POG今年のルールは、同一産駒2頭まで縛りの12頭で重複指名が可能。この希望する1頭を別々のオーナーが同時に選べると言う、それまでになかったコロナ禍特殊ルールは、指名馬の勝ち負け1つ1つに対する熱量を下げはしたものの、違う勝負の醍醐味を持たせてくれた。お分かりの通り、好きなように12頭選べると言う事は大レースの取りこぼしが即致命傷になると言う事。そう、稼げる賞金がでかければでかいほど、その番組に出走する馬がいなければ、このルールでの勝ち目はまずなくなりますわね。
今年のホープフルSの俺の出走指名馬、コマンドラインとフィデル。この2頭、最初と2番目に選んだ馬です。これもこのルール下で必須の考えだと思うのですが、指名する馬は「己が見込んだ強い馬」ではなく「人気が集まる指名しとかなきゃヤバい馬」を優先してかなきゃならんと言う事。コマンドラインは巷の人気ナンバー1だったし、フィデルは俺の判断じゃ、ハーツ産駒の中、厩舎込みでかなりの人気だった。その2頭がズバリ2歳G1にハマったことは、もちろん何よりなのですが、これが微妙なところ。従って2頭それぞれに同時持ちの共同オーナーはたんまりいますし、このＧ１のライバル馬達も指名してるなんて多頭出しの人もわんさか。そう、２頭ともある程度以上の結果を出してもらうことが必要、んで、仮に上位に来てくれたとしても、POGとして喜ばしい結果になるかどうかも別。そう、相対的な要素が多分に絡んでくるわけです。こりゃ少し、冷めた目で見てた方がいい．．てわかってもらえますよね。そんななんだかいい感じの俯瞰で指名馬のレースを見られるのは、毎回、鼻血出るくらい入れ込む俺の高血圧にゃ、新鮮でちょっとありがたい感じもしますがね。

つうことで、この2021年フィナーレのお祭りの結果を。
コマンドライン　ルメールJ　4枠6番　1番人気　絶好枠過勝たなしょうがない　
フィデル　川田J　7枠13番　7番人気　恵まれない．．だからこそ

で、年末の番組の結果を書くのにここまで引きずりました。グシャグシャ散々言いましたが、結局コマンドラインが普通に勝つと思ってたんでしょうね(苦笑)。年明けて1月3日、結果だけ知って溺れてた内容も初めて確認しましたわ。あー、情けない。

ゲート開いて、Ｃラインちょい一息、フィデルまずまずスタート。
Cライン馬群中段後方、待機。フィデルは外から切れ込んで、更にその後ろ。
もー道中はいいわ。
直線、外目に進路のCライン、内に切れ込んだフィデル、用意ドン。
横山家の若武者と2番目のディープが、颯爽と抜け出して栄冠をつかんだ遥か後ろ、川田フィデルはしぶとく結果を残す4着に食い込み、スムーズに行けずに尚、王道＆鞍上お得意の競馬で勝負に出たコマンドラインは惨敗12着に沈没。

川田J談「まだ体が幼い中、よく頑張ってる。来年が楽しみだ。」選んだ馬に対する責任と覚悟と評価とリスペクト、ユーガはこれだから嫌いになれない。

ルメールJ談「ゲートでチャカつき遅れた。道中は冷静だったが、息が苦しくなってたので、四角でペースアップできなかった。直線は伸びたが．．．」

フィデルは鞍上に任せてきっと安心。コマンドラインは色んな意味でどうかな？申し訳ないですが、ヤネじゃなくテキの判断を知りたく思います。
辛くそして．．．でもやっぱり負けたくないよね。あんな若造に好き勝手させるのは悔しいよね。
さあ２０２２年。今年も戦いましょーや。