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2021/12/25 12:22

手帳の最初には苦難の記述あり (12/25カルネドボヤージュ)

このハイカラなフランス名を付けられたエイシンフラッシュ産駒への期待は育成時から大きく、クラブでの評価も落ちることのないまま順調に成長し初夏のゲート試験に合格する。同じくフランス語で「狂おしい日」の名を持つ母、中央4勝馬ラフォルジュルネに似ていて、父産駒にありがちな重さもないと言う陣営の話に、クラブの馬主さんたちの夢も膨らむばかり、横っちょから勝手にエア馬主を語る、俺らPOG党の妄想も同じく破裂しそうに高まるばかり。まだ5年目の若手ながら、馬をしっかり見て判断することに長けた杉山テキに預けられていると言う事も相まって、夏場あたりからスタートダッシュデビューしてのイメージもバッチリ浮かんでたもんでしたが....好事魔多しとはよく言ったもの...骨瘤に喉鳴り...そこから相次ぐ身体上のトラブル発生で、一気に先行きが怪しくなり...春先のイケイケ状態が嘘のような順調さを欠く調教を経て、どうにか初出走に漕ぎ着けたのが11月の秋深まる頃。その結果も5着と掲示板には何とか引っかかったものの、直線ピタリと止まって逆噴射で大差がつき完敗もいいところ。やはり体調面がまだ整わないのか、それとも2000mと言う距離が長すぎたのか。カルネドボヤージュ....名前の言うところの彼の「旅の手帳」の最初のページには、なかなかに厳しい苦難の記述が書き込まれての船出となった。

さあ、そこからほぼ2か月。どうにか年内にもう1つ走れるところまで立て直しての12/25の阪神4R芝マイル未勝利戦。今回は攻めの時計もなかなかな上に、聖誕祭に出走だからってことじゃないだろうが、鞍上は出稼ぎに来た最強クラスの助っ人弟デムーロ、つまりはクリスマス...じゃない、クリスチャン・デムーロ騎手と言うサプライズプレゼントもあり。
こりゃ大いに前進ありかとおっちゃん、久しぶりにイブから胸を高鳴らせておりましたが...(え?単に動悸じゃねーかって?うるせーわ!)ああ、やはり主は苦難を与え給うものなのか....フルゲートで8枠18番の大枠に。さてはて7番人気から、腕っこきジョッキーの騎乗でどうにか持ってきてもらえるのか、結果は如何に?

スタート。しっかりゲートは出たが、やはり枠もあって中段くらいまで追走して上がっていきながらと言う感じ。鞍上の引き具合からちょっと行きたがってるかな?それでも中に入れて落ち着かせたのはさすが。そのまま外目を回してジワリと上り勝負になるところに持ってきてからの直線用意ドンを狙いはしましたが...あー、抵抗はしたものの、一気にレースのペースが上がってからはもう先頭ははるか遠く...目論見不発で抵抗もむなしく、最後は逆に力尽きて後退の一途...8着かぁ....残念無念。

旅の手帳の新しいページにも寒風吹きすさぶ苦難のクリスマスの記録が...さあ、来年もう一度また立て直しましょう。お疲れさま。

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