調教の場所

ほとんどの方が知っていることですが、大きく分けて坂路とウッドチップと芝、そしてダートが調教のコースですが、一番馬に負荷がかかるのがウッドチップで、その反対が芝です。
これはあくまで私見ですが、芝で追い切った馬が勝利したのは数頭しか見たことがありません。芝で追い切ることが常の馬は別ですが普段ウッドチップや坂路で調教していた馬が芝で追い切ってレースで勝つのは、ごく稀だと考えているのでそういう馬は無条件で切っています。
理由は大事な追い切りで負荷をかけられないわけがあるはずだと思うから。かけてしまうと何か不都合が生じるからだと思うからです。
芝で追いきった場合は調教タイムもかなり早くなります。ウッドチップや坂路より2秒以上は早くてあたりまえ。しかし何かある場合は芝で追いきったにもかかわらず、ウッドチップや坂路並のタイムしか出ていないことが多いのです。
体重調整に失敗したり、体調が悪かったり、あるいは水準のタイムが出ないので芝で格好をつける、などがあるのではないかと勝手に考えています。あくまで私見です。