かつてはBOOWYに憧れて、今はボートにON　MY　BEAT。〜真夏の悪夢よ〜５

夢であって欲しい・・・大惨敗から１日たって（涙）、迎えた優勝戦。

メンバーは

１　谷村一哉（山口）
２　白井英治（山口）
３　寺田　祥（山口）
４　辻　栄蔵（広島）
５　池田浩二（愛知）
６　三角哲男（千葉）　の６人。

好枠３者がなんと山口勢。つまり昨日の準優・・・３レースとも
全て山口勢の１着。最高峰のＳＧの舞台でこんなことは記憶にない。山口の
競艇ファンは準優、狂喜乱舞したことでしょう。

昨日、エイジの勝利を見届け、翌日仕事のために１２レースを待たずに駐車場へ
向かう中、同じように帰路に着く他の競艇ファンからは口々にこう語っていた。

オッサンＡ「山口３人・・・１番年下の谷村がインから逃げるやろ。白井も
まくりにはいっきらんやろ！」

オッサンＢ「いや・・・白井のあの足なら谷村、１マークまでもたんよ。
ひとまくりされるちゃ！！」

などなど。

オレも全くの同意見だった。競艇は１コース、インが絶対有利。ＳＧの優勝戦なら
なおのこと。予選を堂々２位通過。自力でＳＧ初優出。ポールポジションをＧｅｔ！！
大会前は山口の先輩の影に隠れた存在だった伏兵・谷村は立派だった。
エンジンも出足・伸びともにバランス取れて文句ない。ただ横には・・・。

初日からエイジは語っていた。出足はそうでもないけど、伸びに関しては
やられるものはいないと。オレも初日から出てるなあエイジのモーターはと思ってた。
２日目、試運転で一緒に走った同県の寺田も、「英ちゃんのはオバケ」と舌巻いた。
実際準優９レースで１着をとって優出１番乗りを果たし、ファンの前に公開
インタビューに出てきた寺田は、「自分のも出てるけど・・・英ちゃんのは別格」と。

勝負に情けは無用！！。いくら同県のかわいい後輩が横にいようが、
スタート五分なら・・・１マークまでに一気にエイジが伸びきって一気のまくり。
エイジの初ＳＧ戴冠が現実のものになるだろうな・・・と。

翌日の優勝戦・・・結果はエイジが２コースからコンマ００！！？？のトップスタート
（危ねえよ、フライングしたら１年以上棒にふるぜエイジ）
一気のまくりで圧勝。ジカにまくられた谷村は６着大敗。ただ谷村にはいい経験と
なったはず。また強くなってＳＧの舞台で活躍して欲しい。


レース後・・・ウイニングランを終えピットに帰ってきたエイジを
師匠である「永遠のプリンス」今村豊が涙で出迎えた。すぐに抱きつくと
３０秒ほど何かを語りながら、ＳＧ初戴冠の愛弟子の頑張りをたたえた。

２００１年１０月、常滑のダービーで初優出以来１３年、１４度目の優出で
ついにＳＧに手が届いたエイジ。無冠の帝王もついに返上！！。


エイジ！初ＳＧホンマにおめでとう！！ヽ(*´∀｀)ノ。
けど・・・遅すぎやで獲るの・・・（爆笑）。でもエイジらしくていいかヽ(*´∀｀)ノ。


追記
真夏の夜の夢はこれで最後です。
競馬でもないのに長々と書き連ねましたが、わざわざ読んでいただいた方々
そしてコメントまでいただいた方々、感謝します。ありがとう！
今日で夏の開催も終わり、いよいよ秋。楽しみな秋がやってきますヽ(*´∀｀)ノ。