スマートフォン版へ

マイページ

392件のひとこと日記があります。

<< 好漢・・・... ひとこと日記一覧 奇跡への序章・・・... >>

2018/07/27 07:20

風向き・・・

工藤ホークスが「借金生活」に足を踏み入れる寸前から驚異の二枚腰でサヨナラ勝ちした。チーム3冠王の柳田悠岐外野手(29)を軽度の頸椎(けいつい)捻挫で欠く“手負い”の打線が奮起。9回に上林誠知外野手(22)の起死回生の同点3ランで試合を振り出しに戻し、延長10回に松田宣浩内野手(35)が中越えの“激打”で試合を決めた。勝率でロッテをわずかに上回り、3位に浮上した。

■終盤驚異の粘り

 限りなく危険水域に足を踏み入れかけていた。あと1球で5連敗、ついに借金生活…。そんな雑念を上林が一振りでひっくり返した。9回に1点を返し、なお2死二、三塁から奇跡を起こした。起死回生の同点15号3ラン。白球は右中間テラス席へ舞い降りた。

 「感触はあまりなかった。(本塁打まで)いかないけど間は抜けると思った。追い込まれて必死に食らいつこうと思って、ホームランになって最高でした」

 9回に1点を追加され、敗色は濃厚だった。今季初めて柳田を欠いた打線は迫力を欠き、何とか守護神の内を攻め立て、上林に打席が回ってきた。追い込まれてからの低めの縦スライダー。見送ればボール球を、巧みなバットコントロールですくい上げた。

 ベンチで祝福を受けた上林の脳裏にあるシーンが浮かんだ。「あのときと同じ同点3ランだったので」。昨年11月の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」の韓国との開幕戦。タイブレークの延長10回に同点3ランを放ち、サヨナラ勝ちにつなげた。思えばその前日、練習を終えると、会場の東京ドーム近くのマクドナルドに足を運んだ。年齢制限付きとはいえ、侍ジャパンの一員。それでも店内では誰にも気づかれることはなかった。自身の知名度を改めて思い知らされた。今春には年齢制限のない侍ジャパンに選出された。「東京五輪は出たいけど、外野争いは厳しい。もっと頑張らないと」。早くも昨季の13本を超える15号。2年後、真夏の東京を沸かす有力候補だ。

 上林の一発が松田の劇打にもつながった。24日は大阪で5時間45分の激闘ドロー。借金生活の危機で粘りに粘って、1分けを挟んでの連敗を「4」で止めた。「あそこで打った上林君は、本当にすばらしい、すごい、さすが…。いろんな言葉が見当たるけど、どれも合わせて使ってあげてください」と工藤監督も興奮を隠せない。あの川崎宗則氏から「モンスター」とも呼ばれた22歳が崖っぷちのホークスを救った。「連敗が続いていたので勝てて良かった。(柳田不在は)非常に痛いけど、全員でカバーできれば」。若きヒーローは誓った。3位浮上。劇的勝利で“風向き”が確かに変わった。



記事は西日本スポーツ様より・・・。


限りなく遠いゲーム差ですが、秋まで粘ってくらいつけ。


真夏の反攻をファンは信じている。

お気に入り一括登録
  • ホーク
  • サヨナラ
  • チャンピオンシップ
  • タイブレーク
  • ドナルド
  • ジャパン

いいね! ファイト!

  • Tinkerさん

    秋の東京競馬資金は、着々とたまってますか?
    最近の調子はどう?

    2018/08/10 01:17 ブロック

  • インコも好きさんがいいね!と言っています。

    2018/07/27 20:55 ブロック

  • ねぇさんがいいね!と言っています。

    2018/07/27 18:59 ブロック

  • ねぇさん

    今年はソフトバンクを応援しようかな

    2018/07/27 18:59 ブロック