392件のひとこと日記があります。
2017/10/18 08:20
王者の行進
工藤野球で全勝突破! 福岡ソフトバンクの工藤公康監督(54)が17日、先手必勝での日本シリーズ進出を誓った。きょう18日にヤフオクドームでクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)が開幕。歴代5位の94勝で独走Vを飾ったレギュラーシーズン同様、得意の先行逃げ切りでの全勝突破を改めて宣言。3位からの「下克上」を狙う楽天を短期決戦で一蹴して、日本シリーズへ勝ち進む覚悟だ。
夏場までマッチレースを繰り広げたとはいえ、最終的に15・5ゲーム差をつけた相手に「下克上」など許すわけにはいかない。CS前日練習の開始直前。右翼付近にできた円陣の中央に、工藤監督が立った。選手らに投げかけた言葉に、無駄な力みはなかった。
「自分たちの野球を信じて、1年間結果が出た。その自信と誇りを持って戦って、日本シリーズに必ず出られるようにしよう」
決戦を目前にしても泰然とした言葉に、レギュラーシーズンを歴代5位の94勝(49敗)でぶっちぎった自信とプライドが漂った。先制した試合は73勝9敗で勝率は驚異の8割9分。敗退すれば日本一への道を閉ざされる戦いでも「先手必勝」の普段着野球を貫く。
サファテら安定感抜群の救援陣の存在もあり、今季は盤石の勝ちパターンを確立。パのCSファーストS3試合をチェックした工藤監督は「先取点を取ったチームが全て勝っている。うちの勝ちパターンっていうところがある」と短期決戦への自信を深めた。
2007年からのCSで、パ・リーグはファイナルSの初戦を勝利したチームが全て日本シリーズに進出。試合だけでなく、シリーズ自体も「先手必勝」で制するつもりだ。今季16勝で自身初の最多勝に輝いた東浜を第1戦の先発に立て、是が非でも白星をもぎとる構えだ。
第1戦を制してアドバンテージを含めて一気に2勝とすれば、3位から勝ち上がった楽天の勢いを止めることができる。「初戦はすごく大事だとは思う。一つ勝てばかなり有利だっていうところは間違いない。明日(18日)は全力で勝ちにいきます」と強調した。
就任1年目で日本一となった2015年はレギュラーシーズン中に一貫して「カード勝ち越し」と言い続けながら、CS直前に「全勝宣言」して有言実行。今年も練習再開日だった10日に続き、「一つも負けるつもりはない。全部勝って日本シリーズに行く」とCSの全勝突破を宣言した。
打線は柳田を右脇腹痛で欠くことになったが、左手親指を骨折した内川が9月末に戦列復帰。本塁打と打点の2冠を獲得したデスパイネもいる。「シーズン中もけが人が出てもみんなで補ってきた。またみんなで補っていけるように」。チーム一丸で「先手全勝」を決める。
記事は西日本スポーツ様より。
今日が一番大事・・・勝って一気に突っ走れ!!。