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2014/05/26 23:45
イスラボニータの急所
いよいよダービーウイーク。
月曜日から新聞、マスメディアでの露出があるのはダービーと有馬くらいだろうか。
さて、これから馬券購入まで競馬ファンは自分との戦いに突入するのだ。
フジキセキと蛯名Jにクラシック初制覇をもたらしたイスラボニータが1番人気は確実だろう。
だが、中山開催における皐月賞馬のダービー成績は必ずしも良いものではない。
2013年ロゴタイプ→2人気5着
2012年ゴールドシップ→2人気5着
2011年オルフェーヴル
(スプリングSは阪神、皐月は東京開催)
2010年ヴィクトワールピサ→1人気3着
2009年アンライバルド→1人気12着
2008年キャプテントゥーレ→骨折休養
2007年ヴィクトリー→2人気9着
2006年メイショウサムソン→1着
2005年ディープインパクト→1着
中山未開催の2011年を除いて2007年から皐月賞馬は敗退している。
はっきり言って期待を裏切っているともとれる結果。
これは中山2000m→東京2400mという舞台変更が桜花賞→オークスの舞台とは比べ物にならないほどの違いがあるからだと推測する(急坂と馬場に大きな違いがある)。
今年も皐月戦前はタフな馬場と言われ、レース後の騎手コメントで3〜4角がひじょうに悪いと指摘があった。
そういえば、2010年のローズキングダム陣営はスプリングS後に中山の馬場悪化を理由に皐月回避を示唆した(実際は出走し4着)。
この頃から王道である皐月賞をスキップする有力馬が出始めたと私は記憶している。
そして、昨年は皐月賞をスキップしたキズナが快勝し、3、4着も皐月未出走馬。
高速化した府中の2400がもたらした結果だろう。
この流れは今年も続くのだろうか。
イスラボニータは距離だけでなく、このジンクスとも戦わなくてはならないのである。