競馬物語?ゴールドシップの天皇賞春２０１５?

今日はゴルシを。


「いややっ。いややっちゅうねん。ゲートは、入りたくないねん。阪神大賞典じゃないとはしらんゆっとるやろ」

ゴルシ。やっぱり入らない。
「後ろ向きにしてもゲートそこにあるってわかるで?」

サウンズオブアース。
「早く入ってよ、ゴルシ先輩」

キズナ。
「入ればいいじゃないですか。別に入っても数秒で出るんですからね。」

ゴールドシップ。
「いやなもんはいやなんや。とにかくはいらへんで、絶対」

２，３分経過

ゴールドシップ。
「絶対はいらへんで。絶対。どんだけでもレース遅らせたるわ。天皇賞とか走る気あらへんで」

カレンミロティック。
「早く入れよ。つったく、気分狂うぜ」

ネオブラックダイヤ。
「気楽にいこーよ、気楽に。出れるだけでうれしいもんなー。三上さんの「３」だから、なんか楽?」

ウインバリアシオン。
「勝てる、勝てる。天皇賞、ぼく好きだもん。京都３２００Ｍって楽しいし」

そこで係員。
「目隠しするぞー」

目隠しされるゴルシ。
とたんに世界がぼよよよよーーーん！？！？！？

ゴルシ
「あれ、なんや、なんや、世界が真っ暗・・・。」

目隠し解除。

「あら、阪神競馬場やんけ。なら阪神大賞典か。勝ったるわいな」

全馬
「やっとはいったかぁ・・・。」

スタート。大歓声。ゴルシは普通に出る。
そう、なんでかって？目隠しされて、阪神競馬場と勘違いしたから。

３コーナー。
カレンミロティック。
「ぐおおおおおおおおおっ！まくって先頭だぁぁぁ！」

クリールカイザー
「へぇ、はぁ、ふぅ。逃げなければよかったかな」

アドマイヤデウス。
「やべっ。なんか超暑い。もう走れねえ・・・」

ゴルシ。
「まくったるでー！チョー気持ちいー」

直線。
「うおおおおおおおおおおおおおおっ！」
ゴルシが先頭に立った！

「ぐああああああああぁぁぁ！」
フェイムゲームも猛追。

「うっ」
ウインバリアシオン故障発生・・。

カレンミロティック。
「バリアシオン故障！？ハーツクライ産駒の俺が、なんとしてでもくらいついて、バリアシオンの分まで・・あぁ、ゴルシにはかなわねえや」

ネオブラックダイヤ。
「うわ、俺、掲示板？」

ホッコーブレーヴ。
「掲示板は取りたいな。てネオブラックダイヤだし、前」

結果
１着　ゴールドシップ
「な、阪神大賞典で強いだろ・・・えっ、天皇賞！？」
目隠しで強くなりました。

２着　フェイムゲーム
「勝ちたかったんだけどな・・ほんとゴルシ、つえーよ」

３着　カレンミロティック
「バリアシオンの分まで、頑張れたのかな、俺は」

４着　ラストインパクト
「もっとインパクト抜群の走りを見せたかった」

５着　ネオブラックダイヤ
「いっただろ、三上さんの「３」」

６着　ホッコーブレーヴ
「ネオブラックダイヤには負けたくなかった」

７着　キズナ
「優等生すぎて今回は目立ちませんでした。次は、勝ちますよ」

それを見ていたクルミナル、
「わたしもオークスでゲート入り嫌がろうかな？先輩みたいに強くなれる」
結果　３着→調教再審査

ちなみに宝塚ではゴルシ、目隠しされて今度は京都競馬と勘違い。気に食わなくて大出遅れでした(笑)