息子のサッカー

土日はローカルのカップ戦だった。

優勝を狙っていたみたいだが、初日がまさかの1勝1負で2日目は2位が集まるトーナメントに進んだ。

そして、そこでもまさかまさかの緒戦負け。

チームの状態は最悪だ。



6年のチームに帯同して間もないのでよく分からないが、この学年はあまりにも自分たちで考えなさすぎるとのこと。

試合中に工夫をしないし、自分たちで考えた練習もまったく出来ないらしい。

コーチは初日のいつものやり方で上手くいかない試合をそのままダラダラと工夫なしに負けたのが相当歯痒かったみたいだ。

また、初日は試合が早く終わったので通常練習をする時間もたっぷりあったのに、誰ひとりとして練習を直訴する子が居なかったのも気に食わなかったみたいだ。

2日目はいっさいのアドバイスもせず、出場選手も選手交代も子供たちに決めさせたらしい。



個人的にはこういう熱いコーチは大好きだ。

普段の練習を見てると、むやみやたらに根性論をふりかざす訳でもなく、練習の内容は濃そうだがオーバートレーニングという訳でもない。

コーチなりにさじ加減を考えてくれてるんだろう。

息子はまだ試されている立場だけど、1日でも多くこのコーチにみてもらいたいと思う。




そして息子は

完全に萎縮してしまっている。

周りとは圧倒的な技術の差がある。

体も息子より大きい子ばかりだ。

練習でも試合でもほぼパスがこないし自信も無いためかだんだんと声も出なくなってきた。


今は本当に踏ん張りどころだと思う。

自分の最大の武器は何なのかをしっかりと考えてほしい。

また、パスが来ない理由に気付いてほしい。

あまりに落ち込んでいたんで、それとなくアドバイスはした。

5年のチームでも最初はまったくパスが来なかったけど途中からはパスが来るようになった理由。

自分が楽しみながら試合できてるのはどんな時か。



今はサッカーを始めて一番の試練の時かもしれない。
踏ん張りどころだ。

頑張れ。