124件のひとこと日記があります。
2011/10/31 11:22
息子のサッカー
土曜と日曜は今年最大の目標の新人戦だった。
4連勝でベスト4に入り、県大会出場が決まった
今週の木曜に準決勝以降が行われる。是非とも頑張ってほしい
土曜の息子は自分に自信を持てなくなってた。
シュートを打つにしても、不安げな感じがありあり。
ここ数ヶ月、1対1で外しまくってた不安がもろに出てしまったようだ。
プレスも緩く、全体的に積極性が無い。
結局、開始5分程度で代えられてしまった。
息子は落ち込んで泣いたらしい。
まだ試合中にもかかわらず、かなりの時間をかけてコーチにアドバイスしてもらってた。
本当にありがたい。
その試合の後半も頭から出してもらってた。
だけど、相変わらずの積極性の無さ……。
堪らず、また直ぐに代えられてしまった。
2試合目、息子はまたスタメンだった。
コーチは迷ったと思う。
1試合目は20点以上取って勝っていた。
そこでアピールした子を使うという選択肢があったはずだ。
得失点差で予選リーグの1位が決まる(リーグ勝ち抜けが予想されるチームとの直接対戦は無い状態。2位抜けだと、決勝トーナメント1回戦で優勝候補筆頭と当たると予想されてた)ので、余裕なんてなかったはずだ。
なにより、頑張っているのは息子だけじゃない。
だけど、コーチは息子にチャンスをくれた。
本当に、本当にありがたい。
息子は自分なりにも考えたんだろう。
多少は声が出るようになったし、積極性も出てきてた。
だけど、やっぱり自信の無さが出てたし、相変わらず1対1を外しまくった(9分の1の決定率)。
その日の夜、息子と久しぶりにじっくりと話し合った。
試合中にくよくよしても仕方ないこと、自分の武器は何なのか、コーチが使ってくれた意味、他にも色々と話した。
息子は途中から泣いていた。嫁も泣いていた。
寝る時になって、息子が一緒に寝たいと言ったので2人で布団に入った。
そこでは、今までの息子の良かったプレーを思い出すままに喋り続けた。
いつの間にか寝てた息子の顔を見ると、まだ涙の後があった。
次の日、決勝トーナメントだけあって相手はぐっと強くなった。
1試合目はなんとかプレーできていた。
そして2試合目。
息子には、とにかく走れと送り出した。
味方からボールを貰えないのなら、自分で相手から奪えとアドバイス。
すると、息子は憑きものが落ちたかのような溌剌な動き。
自分のやるべきことを見付けたかのように、徹底的にプレスをかけまくっていた。
試合後、コーチから今日の優秀選手は息子だと言われた。
息子にそのことを伝えると、はにかんだ感じで喜んでいた。
たった1日で息子を優秀選手と言える程に立ち直らせてくれたコーチには本当に頭が下がる。
そして、息子本人も本当に良く頑張ったと思う。
この2日、親子ともに良い経験をさせてもらったと思う。
感謝!!