389件のひとこと日記があります。
2014/05/30 07:09
ワンアンドオンリーの“素顔”に迫る。
トゥザと弥生で叩き合ったワンアンド陣営からは“ダメージ”の話は殆ど出ていませんね。
「お父さんさんより成長が早く、見た目は痩せ型だが、馬っぷりでは判断出来ない、想像以上にタフな馬、」とは、橋口師の弁です。
反応の悪さについては、横山典騎手、橋口師、ともに言っていますね。紹介しておきます。
弥生~騎手、
「勝ち馬の後ろあたりで、もうちょっと行こうと思ったけど、反応しなかった。」
皐月~調教師、
「枠が枠だけに、皐月ではある程度先行して、あの馬の良さである渋太さを出させるのかなと思っていたのですが、思っていたより反応してくれませんでしたね。まだ緩さ、トモの力強さに欠けるところがある………。」
師からは悲観のコメント以上に最後のダービーに賭ける強い思いも発せられています。
それは皐月で見せたメンバー最速の上がりです。
1、並の馬、3コーナー手前から仕掛けて行ったら、4コーナーで顔を覗かせて、それでもう終わり。
2、ちょっと走る馬、直線半ば過ぎあたりまで。
3、Gl級の馬、坂を登り切ってゴールまで脚色鈍らず、勝ち負けに持ち込める。
師は条件を2つ上げて、「全部差し切れるかは疑問だが、その辺のさじ加減はジョッキーの腕」、と最終コメントを残しています。
2つの条件とは、
1、理想は中段か中段のちょっと後ろ位、3コーナー過ぎても一番後ろを走っているようだったら………。
2、当日の馬体重、〈480キロ〉ならニッコリ、〈476キロ〉を切っているようならシカッメ面。
1に関しては、ラジニケ(1枠)では中団キープ(Glとはメンバー構成が違うが)が出来たわけだから、弥生、皐月の反省から、手練手管の横ノリに期待するしかないが、2番ゲートと運もなんぼか味方している。
2に関しては、弥生でのダメージは少なかったとはいえ、現に皐月では-6キロだった。タフとはいえ、ダメージはあったのだろう。トゥザほどではないとしても。最終追い後の馬体重は490キロと発表された。
輸送で減ったにしても480キロをキープ出来そう。
Hailoの3×4のクロスを持つ同馬、血統面については次に。
レッドリヴェールについても次回書いてみます。
それではこれで失礼します。さようなら。