前走を度外視して果たして買えるか、“アジアの風”の半妹エバーブロッサム。

母はサクラサク2、母父はデインヒル。
デインヒルは9戦4勝、米GlスプリントCを制した程度でそれほど目立つ成績ではないが、Gl7連勝の偉業を達成したロックオブジブラルタル、安田記念を勝ったフェアリーキングプローン、日本でも無敗でエリザベス女王杯を制したファインモーションを輩出するなど大成功を収めた。2代母バウンドの全姉ナンバーは、ジェイドロバリー、3代母スペシャルは大種牡馬ヌレイエフを輩出しており、母系は超一流だ。

半姉のエイジアンウインズは、2戦目ダートで勝ち上がりましたが、4歳になって覚醒し、準op→阪神牝馬S→VMと昇り詰めました。'08年に吹いた、正にアジアの風に乗った勢いでしたね。

ディープとの配合で生まれた同馬、府中マイルの新馬戦では当然の如く1番人気に支持されました。
結果は6着、次走距離を伸ばしての未勝利戦、何と12番人気でしたね。
ファンの見切りは凄ましいですね。
Glll→Gll→Glと格が上がっても勝ち馬とは差のない2着をキープしました。
この事は、父、母から類い稀なポテンシャルを受け継いでいる証明に他ならないと思っていいんではないでしょうか。

関西圏での初戦のローズS、全く動けずの14着、マンボに次ぐ2番人気でしたね。
2戦目の秋華賞、ぼろ負けしたにも関わらず、4番人気でした。未勝利戦とはえらい違いです。
しかし、結果は12着でした。
関東圏であれほどのパフォーマンスをみせた馬が、………、全くファンも頭を抱え込んでしまいますね。

5ヶ月休養明けの中山牝馬S、プラス20キロだっとはいえ、流石に2桁人気にはなりませんでしたね。
フラワーC2着の実績からでしょうね。
しかし、レースは関西圏でのレースと全く同じ、ただ後ろを回ってきただけの競馬でした。
馬券を買った人は石ころを投げつけたい気持ちになったことでしょうね。

もうこの馬には騙されないぞ、そんな気持ちが表に出てきている人気になりそうですね。
このネットでの人気も15番人気ぐらいでしょうか。

不思議な馬ですね。

陣営も頭を抱えていることでしょうね。
しかし、対策を講じるのが仕事。
本番でも遮眼革着用との事。

フラワー、フローラー、オークスで複勝、馬連、3連複、ワイドで儲けさせて貰った方々は、…………、まだ見切れませんよね。

エバーに関する私見でした。

買うか、買わないかは各人各様、馬券はギャンブル、全て自己責任ですから。

それでは今日はこれで失礼します。さようなら。