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389件のひとこと日記があります。

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2014/05/15 11:36

過去8回の分析の前に、'07年第2回を逃げたアサヒライジングとクロフネの比較。

アサヒライジング
桜花賞、逃げてキストゥヘヴンの0.3差3着、 34.8~35.8(自身の上がり36.1) △0.3、
阪神牝馬S、逃げてジョリーダンスの0.8差8着、34.1~35.2(36.0) △0.8、
ヴィクトリアM、逃げてコイウタの0.1差2着、34.8~34.3(34.4) △0.1。

クロフネサプライズ
桜花賞、逃げてアユサンの0.4差4着、34.8~36.1(36.5) △0.4、
阪神牝馬S、スマートレイアーの0.2差8着、34.0~34.8(35.0) △0.2。

馬場改修前後の比較のため幾分の誤差はあると思いますが、非常に興味深いデーターではあります。

参考にならないケースも上げてみます。
'11年の第6回のレースレコードがマークされた年です。
逃げたのは安勝に乗り戻って桜でアパパネの2着したオウケンサクラです。
騎手は北村宏で、通過時計は3Fから33.5~44.6~55.9~67.5~79.5~91.9でした。
まるで6F、7Fのスプリント戦の時計ですね。勿論逃げたオウケンサクラは15着の撃沈でした。
何故この馬が桜で2着出来たのか、「魔の桜花賞ペース」と云われている阪神のマイル戦、安勝マジックでスローに落とす事に成功したんですね。因みに35.6~34.4の1.2の後傾でした。自身は34.5で上がり2着をキープしたんですね。

余談ですが、もし私が調教師でしたら、迷わず路線変更を進言しますね。

何故逃げ馬が府中のマイルでは苦戦をしいられるのか、コースの特性にあるんですね。
騎手がこのコースの特性を熟知し、尚且つ逃げ馬をコントロール出来れば逃げ切る事も可能でしょう。
ミッキーアイルがその例ですね。

スタート地点から3コーナーまで約550mの直線ですが、ゲートから250mほど下りがありますから、自然とペースは上がります。3コーナー手前でいったん坂を登りますが、再度下りの状態でコーナーに突入する為、スピードが乗ってしまい、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けない、と云った逃げ馬にとっては厳しいコース特性があります。

去年逃げたのはアイムユアーズでしたね。
桜はピンナで中団の前目から抜け出しての3着。
VMでは戸崎が運転し、勿論デビュー以来始めての逃げでしたね。
2~4Fのラップが10.8~11.4~11.7、33.9と34秒台には落とし切れませんでしたね。
馬も始めての逃げ、騎手もコロコロ替わる、これではGlは取れませんよね。

さて、問題はクロフネです。
前走、乗り戻りの柴山、長休明けの一戦、テキからはハナを主張して逃げて欲しいとの指示が出ていたはず。
1年近い骨折明け、勝つ為のペース配分よりは、他馬との比較が課題。
課題は十分クリア出来たはず。
0.2差なら上々とみるべきでしょう。

もう一頭のクロフネ産駒、捕鯨国日本にとっての禁止決定は“決定的”。
同一Gl、牝馬の隔年制覇、偉業に挑むが、連覇もない牝馬界の消長。
本格化する前とはいえ、あのオルフェを破っている。
偉業達成ならずとも、馬券圏内は…………、十分あり得るでしょうね。

また書きます。それではこれで失礼します。さようなら。

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  • うりぼうさん

    勉強になりますm(__)m

    2014/05/15 11:39 ブロック

  • うりぼうさんがいいね!と言っています。

    2014/05/15 11:38 ブロック