ミスプロ系エンドスウィープ産駒のスウェプトオーヴァーボード牝駒のベル。

08年生まれの2騎、BMSにSSを構え、注目されたが。
母ブライトサンディー(サファイァS、函館記念、エリ女2着)の牝駒、ジェネラルルージュ、
母マチカネモユルコイ(3戦未、4代母スィートルナから7冠馬シンボリルドルフ)の牡馬、ダイヤモンドアロー、
現6歳で共に公営園田に降ろされた。

ベルルミエール、母はフレンチビキニ。未勝利戦は芝で勝ち上がったが、ダートで3勝して準opまで駒を進めたが、以後勝ち切れず繁殖入りした。
SS×フェンジーFuenji(仏)、母はダート適性に出たが、その仔ベルルミエールは完全な芝馬。
フェンジーの父Saumarez、祖父Rainbow Questは云わずとしれた凱旋門賞馬、フェンジーの母Belle et ChereはあのLyphardの牝駒、母に内包された遺伝子が代を経てベルに出たと思うのが妥当だろうか。

3月22日の中京ファルコンS、短距離まがいのハイペース、33.0~36.3、落差3.3の前傾レース。
1~3着馬は後方待機組、5、6着のタガノブルグ、ショウナンアチーブも後方組、唯一鼻差4着に踏ん張ったベルだけが先行組だった。

前走のNZT、ファルコンより200伸びるマイル戦、不利と云われる中山外回りの大外枠、無理なく番手を取り切り先行。カレンブラックヒルが勝った12年と全く同じ様な流れ、1000m通過が57.6、前と後ろが入れ替わる追い込み有利な展開での3着は立派。優先出走権をゲットした。
現時点で2年前のカレンと同等の評価は難しいが、2月京都の500万勝ち、3月のファルコン、4月のNZTと着実に成長曲線を描いている事は間違いない。一週前は折り合いを付けてのラストの切れを見る様な調教、L1F11.5の切れを見せた。

ミッキー陣営は12年のカレンの逃げの再現を目論んでいるはず。
目の上のたんこぶ、ダンツが内目に入ってしまった。カレンが秋天で見せた様なレースが出来るかどうかは、やってみなくてはわからないが、？も付く。2戦目から逃げ一片倒の競馬しか経験させていない浜中が、果たしてコントロール出来るか？ダンツを追って半マイル34秒を切る様な流れになってしまったら、府中のマイルを逃げ切るのは至難。

5ヶ月明けのアトムよりは、ロサの方に魅力を感じています。
皐月は一息でしたね。パドックでもいれていました。
スプリングS、皐月で負けても1番人気になったペールギュントとは違うんではないでしょうか。

それでは今日はこれで失礼します。
さようなら。