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2014/04/06 19:04
大阪杯のマンボ、調整の失敗でしょうか?、馬体に迫力が感じられませんでしたね。
エピファネイアもそうでしたね。
対照的だったのがキズナです。今後が楽しみになってきましたね。
さて、桜花賞のフォーエバーモアについてです。
この馬5代目までにクロスを持たないアウトブリード配合です。
母のエターナルビートは、故吉田善哉氏の奥方和子夫人がいずれ繁殖にあげる目的で競走馬として米から輸入した馬ですね。クリスタルC2着の実績を残し、繁殖入りしました。2つ上の兄にトーヨーレインボーがいます。
また9歳上の姉シャロンChalon(米GlCCAオークスの勝ち馬)からは、シビルを通じてジャスタウェイが出ています。
このジャスタウェイ、ドバイのDFを圧勝しました、まだ未発表ですが、130のレートがうわさされていますね。
もう少し血統についてみてみます。
エターナルの父Pentelicusペンテリカスをみてみます。
ミスプロ後継のFappiano産駒ですが、スプリンターとして活躍しましたが、重賞レースは勝てませんでした。生涯成績は37戦11勝でした、ミスプロ~ファピィアノの後継として種牡馬入りしましたね。
このペンテリカスにはクロスがあります。ご紹介しておきますね。
Rough'n Tumbleの5×5、Aspidistraの5×4というクロスがあります。
Rough'n Tumbleはサンタアニタダービーの勝ち馬で、『フロリダの誇り』として名を馳せたあのDr.Fagerの父です。
またインリアリティーの母父としても知られています。
余談ですがDr.Fagerについて一言。
134ポンドの斤量でダート1600を1分32.2、また139ポンドでD1400を1分20.2という驚異的な時計を叩き出した馬です(常用ポンドで1ポンド=0.4535927キロです)。若くして腸捻転で他界し、父系は途絶えましたが、母のAspidistraがその血を伝え続けていますね。
タヤスツヨシの3代母、またFappiaooの傑作アンブライドルドにも4×4のクロスがありますね。
父系をみましたが、母系はといいますと、母のDouble Wiggleも5代クロスはありません。
この牝系の強さは3代母のBlue Doubleにあるんではないでしょうかね。
母父のNo Doubleは脈々とその血を伝え切っているHyperionの直流なんですね。
フォーエバーモアには、“血統のロマン”が上手くハマった好例、そんな見方ができるんではないかと思っていますが。
なるべく内目の枠に入って欲しいとは思いますが、こればかりは………、どうにもなりませんよね。
JF1~3着馬以外の馬で、大きく台頭しそうな馬はまだ見当たりません。
発見出来たらまた書きます。
それでは今日はこれで失礼します。さようなら。