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2014/04/02 21:53
レッドリヴェールにせまってみます。
スティゴールドの小兵です。JFでは420を切っていましたね。
やはりこの馬の強さは母系にあるんではないでしょうか。
母ディソサードDesauceredの血統を探って見たいと思います。
2代母、I'm Out、
3代母、ダンシングフリー、
4代母、Flamingo Way、
5代母、Cosmah、
6代母、Almahmoud、です。
5代母のCosmahからは、ファーザーズイメージ(1963年産)、Halo(1969年産)が出ていますね。
当然の如く牝系の【礎】は、6代母のAlmahmoudです。
父のステイゴールドはSSの産駒ですが、SSの凄さはHaloの母コスマーにあるんではないかという事は、今や馬産界の常識となっています。その【礎】を作ったのがMahmoud産駒のAlmahmoudではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、レッドリヴェール、そのAlmahmoudの5×5のクロスの持ち主ですね。
5代クロスは、NDの5×3×5、コスマーの4×5、Turn-toの5×5、もクロスされています。
NDが5・3・5とクロスされていますが、もう少しこの馬の血統について考えてみたいと思います。
母父のDixieland Bandについてです。
NDにGl馬Mississippi Mudの配合で生まれましたが、自身はローカルダービーのGllペンシルヴァニアダービー(D9F)しか勝てず、大レースには縁がありませんでした。しかし、産駒は、
エジプトバンド→仏Glオークス、
ドラムタップス→GlアスコットGC2回、
メンフーバー→伊Glオークス、
ディキシープラス→GlメトロポリタンH、と云ったそうそうたるGl馬を輩出しています。
我が国では、BMSとして、デルタブルース、アメリカンボスの母父としてその名を残していますね。
このDBはNDの持つ類稀なDNAをキッチリ伝えているんではないでしょうかね。
以上がレッドリヴェールに関する血統背景でした。
JFの勝ち、正にきわどっかったですね。
斜めから見た人は、負けたと思ったはずです。
ハープの尻尾がレッドより前に出ていましたからね。
顔(鼻)が長い馬なんでしょうかね。
馬格のない馬、デビューからしっかり間隔をとっての実戦。
3ヶ月、3ヶ月というローテでの2歳時、今回、TR、前哨戦はパス。
ライバルのハープはチューリップを完勝、スローの上がり競馬でしたが33.7で差し切り勝ち、否が応でも人気は上がりますね。
普段馬券を購入しないGl限定ファンは、ハープに夢を託しましすね。メディアもそれに乗って煽るんではないでしょうかね。
私の見解ですが、JFの勝ちを糧として、陣営が取った戦略は、ハープに《引導を渡す》を渡す、という為の選択ではないかと思っています。
裏目千両あれば御の字ですがね。
次回書く時は、3着候補についてぎりぎり考えてみたいと思っています。
伏兵が2、3頭いますね。
それでは今日はこれで失礼します。さようなら。