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2014/03/30 12:36
アドマイヤコジーン産駒の17スノードラゴンに注目しています。
大魔神が主宰する「ウマスク通信」から“応援宜しく”とのメッセージがきていました。
今回はマジンではなく、スノーの一発が怖いですね。
この馬、「無事是名馬」を地で行く典型的なタイプですね。
父のアドマイヤコジーンは、朝日杯Glを制して2歳牡馬チャンピオンになった馬でしたが、骨折で1年7ヶ月もの長期休養を余儀無くされました。4歳後半、5歳と勝てず、もう終わったかに見えましたが、明けて6歳から大ブレークして、高松宮2着を経て、安田記念を制覇しました。秋のスプリンターズSでも2着して、02年の最優秀短距離馬の栄誉を手にしました。
スノーの異父姉にオルレアンノオトメという女傑がいますが、デビュー以来50戦以上走り続けています。
この春引退?の話が出ていましたが、私はまだ知りません。
オルレアンもスノーもやはり母方の影響が強く出ているんではないでしょうかね。
母マイネカプリーズは、4代母ロイヤルサッシュの一族です。
ロイヤルサッシュは繁殖牝馬として英国から輸入されました。
産駒のダイナサッシュからあのサッカーボーイが出た事は余りにも有名ですね。
サッカー自身、マイルでの実績を残しましたが、その血は母を通じて我が国競馬のスタミナ、底力のupに多大な影響を及ぼしています。
スノードラゴン、父から短距離馬としての資質、母系からスタミナ、底力、正に今日の様な中京1200に必要とされる要素を内包しています。枠もいいですね。掲示板の真ん中より上にきそうですね。
さて、リニューアル後3回目を迎えた高松宮記念、過去2回から学べる事は当然の如く多くはありません。
しかし、学べる事は学ぶべきでしょうね。
昨年、レイト120まで叩き出した世界的スプリンターのロードカナロア、スローに落とすだけ落として逃げ込み作戦に出たハクサンでしたが、全く通用しませんでしたね。2着も確保できませんでした。
2着にはなんと後方から伸びて来たドリームバレンチノがハクサンを交わしてのものでしたね。
去年よりもっとパフォーマンスを落としているハクサン、まして同型がいる今回、オペラはともかく、コパノが黙ってはいないでしょう。
昨年の様な前半34秒台のスローになる事は考えづらく、少なくとも33秒台が想定されます。
ファルコンSの様な33秒台前半の激流も十分考えられますね。
逃げ先行馬全滅、十分あり得ますね。
以前にも書いた事がありますが、馬場が重くなって来ると、微妙に騎手の心理に影響を及ぼしますね。
“先を急ぎたくなる”という心理が働きますね。
リニューアル後、Aコースで全長が1600から1705.9へと、またホームストレッチが318.8→412.5と長くなっています。もう一つ大きな特徴は、直線に向いて直ぐの地点に、勾配2%の急坂を作った事ではないでしょうか。
2%は西日本では最も急なもので、わが国では中山の2.4%に次ぐものです。
1200はスタートから最初のコーナーまでの距離が短いために、内枠にいる逃げ先行馬が有利に 思えますが、しかし、逃げ馬は勝てないんですね。差し追い込み馬や外枠の馬も馬券に絡んでくるんですね。
リニューアル効果恐るべし、と言えるんではないでしょうか。
こうやって色々見てきますと、逃げたい馬はともかくとしても、重い人気を背負う馬(馬は思わないが、騎手が思う)は先を急ぎたがりますよね。
先に行っても粘り込めそうな馬は単なるスプリンターではなくマイラータイプの馬でしょうかね。
スタミナと底力はGl安田で証明済み、中間の動きが若干三味線気味ですが、最も有力な馬はディープ産駒のリアルではないでしょうか。同じディープ産駒のオーヴァル、前述のスノー、まだまだ元気なサンカルロ、それにガルボ、ゴスペルなども先を急がなければの条件付きですが、絡む可能性は残されていますね。
荒れる(馬券的に)事を前提にして馬券を考えている方には、シルクフォーチュンの最後方からのまくり差しをお薦めしておきます。
以上、今年の高松宮記念の私の見解でした、結果は3時間後に出ますね。
競馬は何が起こるかわかりません。
皆さん、夫々頑張って下さい。それではさようなら。