R当日になりましたが、FRの第2弾、“過去”をみて、展開他を考えてみます。

'07年、単勝1.1倍の圧倒的1番人気のアストンマーチャンが勝ってから、7年の歳月が過ぎました。
同馬は、本番の桜で2番人気7着と惨敗しましたが、所謂単なるトライアルホースではありませんでしたね。
その年のスプリンターズSでサンアディユー以下を押さえ切り、見事スプリンターのGlホースに登り詰めましたね。

何故1.1倍ほどの人気を集めたのか、理由は阪神JF2着の実績です。
コース改修後初の阪神外回りマイルで行われた'06年のJF、勝ったのはあのウオッカですが、なんと1分33.1の驚異的なレコードでの決着でした。そのレースで時計差なしの2着馬がアストンマーチャンでしたね。

8年以降のレースをみてみます。

'08年、良、1分22.5、34.8~35.8。
1着、マイネレーチェル、13-13、11人、上がり34.9、
2着、ベストオブミー、13-13、7人、
3着、レジネッタ、10-10、4人、
1番人気、エイムアットビップ、8-7、10着。

'09年、良、1分22.4、34.3~36.1。
1着、ワンカラット、3-2、6人、上がり35.8、
2着、アイムカミノマゴ、5-5、3人、
3着、レディルージュ、3-2、15人、
1番人気、ミクロコスモス、13-13、4着。

'10年、良、1分22.8、35.0~35.7。
1着、サウンドバリアー、13-12、9人、上がり34.8、
2着、ラナンキュラス、6-4、1人、
3着、レディアルバローザ、3-4、5人。

'11年、稍、1分22.3、34.1~36.4。
1着、フレンチカクタス、11-11、3人、上がり35.5、
2着、スピードリッパー、10-8、6人、
3着、エーシンハーバー、12-11、5人、
1番人気、ドナウブルー、16-15、4着。

'12年、良、1分22.8、34.3~36.7、
1着、アイムユアーズ、3-3、1人、
2着、ビウィチアス、8-8、8人、
3着、プレノタート、16-13、7人。

'13年、良、1分22.1、34.9~35.4、
1着、メイショウマンボ、11-11、3人、上がり34.8、
2着、ナンシーシャイン、5-4、4人、
3着、ディズトレメンダス、1-1、11人、
1番人気、サンブルエミューズ、3-4、11着。

過去6年間のレースの一部中身を紹介しました。
見えてくるものはかなりありますが、全てに共通している点は、「前傾」レースということでしょうか。
若駒レースにあるドスローの上がりの競馬にはならない、ということですね。
もう一点は、皆さんもお気づきの通り、逃げた馬がことごとく沈んでいることでしょうか。
去年のディズトレメンダスただ1頭が3着に残って馬券に絡んだ、というのが事実ですね。
他にも見えてくるものが多々在りますが、それは皆さんで考えて見て下さいね。


恐らくレースを作るであろうベルカント、朝日杯と同じ1番に入りましたね。
武は中山記念でトウケイさんの馬でまさかのしくじりをしてしまいましたね。
1番人気のアキコ、乗り替わった藤田のフクノ、乗り戻った岩田のヤマノ、それに外目14番のエスメラルも先にいくでしょうね。
人気薄の12ニホンピロも行くんではないでしょうか。
行きたい馬が多いほど《前傾》の厳しい展開が予測出来ますね。

前団グループでは、最後の急坂でも持続出来る馬が残るんではないかと思いますね。
今日のレース、差し馬が馬券に絡んでくるんではないでしょうか。
500万組からの参戦ですが、11ホッコーサラスターには注意を払うべきでしょうかね。

私のFRの見解でしたが、皆さんも色々考えて見て下さいね。
それでは今日はこれで失礼します。さようなら。