389件のひとこと日記があります。
2014/02/18 07:14
アドマイヤロイヤルについてのコメント。
母マストビーラヴドの母ダイナシュートは重賞を3勝した活躍馬。同じファンシミンの系統からダイナフェアリー(ローゼンカバリーの母)やダイナファンキー(タヤスメドウの母)などが出ており、「そこそこの活躍はするが、大舞台では今ひとつ」という典型的な詰めの甘い一族としても知られれている。マストビーラヴドの全弟アドマイヤマックスは例外か?
しかし、突破口を開いたのは他でもない【ラインクラフト】だった。
地方やダート戦で地道に活躍する産駒を出す平凡な繁殖成績だったが、エンドスウィープを配合して生まれたラインクラフトが桜花賞、NHKマイルCの変則2冠を達成したことで、一躍生産界の焦眉の急となった。
ラインはその後も第一線で活躍したが、放牧中の事故で早世してしまった。妹のラビングルックもレース中に死亡と不運が続いた。またラインの父エンドスウィープも02年他界してしまった。
姉の活躍に加え、当時新種牡馬シンボリクリスエスの牡馬ということで話題を呼び、05年産は翌年のセレクトセールで当時最高額の2億1000万で落札されて話題になった。ダノンマスターズの名でデビューしたが1勝馬で終わってしまった。
06年産は、エンドスウィープの後継種牡馬の一頭スウェプトオーヴァーボードに付けられたが未登録のままで終わってしまった。
07年産がキンカメ配合のアドマイヤロイヤル。
この馬の全競争成績をみてみると、7-12-4-9、連対率は59.4%と今回の出走予定馬の中ではニホンピロアワーズ、ベストウォーリア、ホッコータルマエについで4番目に高い。連率、複率は高いが勝ちみに遅いという、どうやら母の一族の典型例、“詰めの甘さ”を露呈しているんではないかと思われる。
うまくいかなかった06年産のリベンジかどうかは分からないが?
12年産がスウェプトオーヴァーボードを父にして今年デビューしてくる。
どうゆう走りをするか注目してみたいと思います。
さてアドマイヤロイヤルですが、この馬7歳にして始めてのフェブラリー挑戦です。
賞金不足で出れなかったんですね。
今年7月の中京プロキオンGlllでレコード勝ちしました。武蔵野でも2着賞金が加算され出走が叶いましたね。
前走の根岸では内枠が逆に災いしスタートで狭くなってしまい、うまく外に出せませんでしたね。
橋田師が‘カミソリの刃’に仕上げ切れるかどうか、最終追いを見てからにしたいと思います。
それではこれで失礼します。