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2013/10/23 06:14
今春未勝利のジェンティル、秋天は必勝体制。
猛暑の夏を全休させ、更なる成長が見られる。
栗東帰厩時は500キロ近い馬体にまでなっていたそうで、明らかに骨量が増えたとの事。
帰厩後は相当乗り込まれ、一週前、坂路の一番時計をたたき出している。
馬体も平行して絞れ、前走宝塚よりプラス10キロ程度の出走になりそうとの事。
史上初の3歳牝馬によるJC制覇を成し遂げた馬、よもや、逃げるヘイローを捕まえ切れないと云う事はないだろう。
コーナー間の狭いローカルの函館2000を、アスカクリチャン、アンコイルド程度の馬を相手に逃げ切って来たヘイロー。しかし、一夏のレーティングの急上昇は侮り難い。
鳴尾108、函館記念111、札幌記念115、鳴尾から7ポンドも上昇させている。
JCでマークしたレイト122(牡馬換算126)を超える様な馬になって行くとしたら、父が4歳時マークした127に並び追い越す事になる。
英のマーケットで一億円を越す価格で地元ブリーダーに競り勝ち手に入れたドナブリーニ、'08年産のドナウブルーで確かな手応えをつかんだはず。'09年産のジェンティル、当然の如く牝の3冠程度で満足はしてないだろう。
谷水氏のウオッカを超え、父ディープを超えて行く様な牡馬を出す事が吉田勝己氏の近い夢だろうが、壮大な夢は、ウオッカ、ブエナ、はてはビワハイジを超える様な牝馬を作り、繁殖後の仔出しに夢を掛けているんだろう。
何年後かにドナブリーニ~ジェンティルと続く牝系が日本のターフを席捲し、海外競馬のGlを制覇する日がくるだろう。父の夢を子が受け継ぎ、社台王国の果てしない戦いは今後も続いて行くんだろう。
本当に強い馬は馬場の状態には左右されませんね。勿論若干の巧拙はありますが、良と違い重馬場は渋り具合いにもよりますが、騎手の心理がレース展開にかなり影響を及ぼして来ますね。
幾ら直線が長いからと言っても、馬場が重くなると瞬発力が削がれますから、各馬前目のポジションを狙って来ます。府中の2000、2コーナー手前からの発走で、11~18番ゲート、特に15~18番の馬はトップギアに入れないと好位置をキープできません。内目の馬より多少余分な力をスターと時に使わされますね。
ヘイローも札幌記念の様な楽な逃げは打てないでしょう。
欅から800mの持続力、底力の勝負になってくるでしょうね。
ヘイローが逃げ残れる為には、4コーナーを10馬身以上離して回る、名手武がどういう運転をするか見ものですが、他の騎手が早めに動いてくるんではないでしょうか。
そうなった場合、当然ジェンティルも動きますから、ヘイローが粘り切れるかどうか微妙ですね。
枠、最終追いの状態など見て考えたいと思います。それでは。