‘13年菊、17頭が確定、残り1つを6頭が、ネコとウインが揃って外れたら？

僅か3年前の菊が昨日の事の様に思い出されます。
逃げたコスモラピュタに誰も“鈴”を付けに行く事はせず、ダービー馬ローズが2着に敗れたレースです。
1着にビッグウィーク、3着にはビートブラックが入って、3単33万8千の波乱になりました。

ネコとウインが除外になれば、逃げ馬は「バンデ」のみ、独語を解する友人がバンデは日本語では「絆」の意との事。ダービー馬キズナがいない今年の菊、素直に解釈すれば2番手のエピネが勝って当然、誰しも思うことでしょうね。

バンデの前走兵庫特別、前半1000が63.5、中間400が26.1、後半1000が58.2で、自身の上がり3Fがなんと33.5、2着に6馬身の大差を付けて勝ってしまった。
こういうレースができる馬に誰も鈴を付けに行かなかったら………、と思うと少しぞっとしますね。

父のオーソライズドは英ダービー馬で‘07年カルティエ賞最優秀賞3歳牡馬、その父モンジューは、1980年代欧州最強馬と言われたサドラーズウェルズの20世紀最後の最優秀後継種牡馬、産駒にハリケンラーン、モティベーターなどの欧州12F路線の活躍馬を多数輩出し、底力と瞬発力を伝える血流。

この馬3年前の菊を逃げて5着に残ったコスモラピュタとは役者が違いそうですね。

ヨーイドンの競馬になるのかどうかじっくり考えてみたいと思います。