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2013/10/14 16:36
JC2着のマジックナイト(Magic Night)を祖母に持つインパラトール。
この馬抽選対象外から出走出来そうですね。
2歳時ラジオNK杯でエピネの2着したバッドボーイがでれず、皮肉なものですね。馬主さんには気の毒としか言いようがありません。(馬名が悪いんでしょうか?)
祖母はM ・Knightではなく、Night、さしづめ「魔法の夜」のことでしょうか?
この母系を調べてみたら、5代母のModern Ladyにたどり着きました。
2歳下の妹アークティクレイディから愛1000ギニーのアークティクロワイヤルが出ています。又、子孫にドバイWCのエレクトロキューショニストがいる。
母エジードの兄にマグーナテンがいるが、ディープとの配合でLyphrdのクロスが完成している。
10年産147頭の中でリファールの4×5のクロス馬は2頭だけ。因みに叔父マグナーテンの父はND系ダンチヒ、母エジードの父も同じND系のストームキャット。ノーザンダンサーとの相性がいいということだろう。
相当な期待をかけられ、新馬戦では140円の圧倒的一番人気、結果はラブリーデイの5着だった。
3戦目で未勝利を脱し、勢いで2歳OP特別の萩Sもものにした。結果的にこの時加算された賞金がものを云って、ギリギリ菊の切符を手にすることが出来たわけだ。
この時破ったのが1億円超馬のトーセンパワフル、この秋、南関大井に下ろされるそうです。
話をインパラに戻しましょう。
この馬、年明け初戦にきさらぎ賞を選びましたが、アクシデントが発生し取消しましたね。
ディープ産駒にしては500キロを越す大型馬で調整がむつかしそうですね。
若葉Sでは+16キロと明らかに太く、皐月、プリンシパルでは絞ってきましたが、中身が伴わず、又闘争心も感じられず惨敗しました。
“栴檀は双葉より芳し”、と言いますが、“芳し”の証明は2歳秋に証明済みでしょう。屑馬では決してありませんね。
問題は、何故秋初戦に準オープンの西宮Sを選んだのか、ということだろう。
普通なら2勝馬(3歳時の重賞勝ちは含まない)の場合、同級生だけのレースを使うのが常識のはず。
領家師は勝てるはずだと踏んだのだろう。しかし、ヒストリカル(3歳時毎日杯優勝)が前にはだかった。
バッドボーイはこのレース3着で、中2週のローテで神戸新聞杯を使ったが惨敗してしまった。
もし、バッドが神戸で3着までに入線していたら、インパラの菊出走はなかった。
この馬には「運」もありそうだ。
神戸を使わなかったために中6週のローテで臨める。
領家師がどこまで仕上げてくるか、じっくり検討してみたい。
祖母マジックナイトは芝12Fの仏Glヴェルメイユ賞の勝ち馬、他に芝2700の勝ち鞍もある。
距離の不安を払拭するに足る心強いデーターではある。
圧倒的一番人気が見込まれるエピネ、この馬を負かせるどうか、考えてみたいと思っています。