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2013/10/02 15:01
ポストSSの後継種牡馬として輸入されたウォーエンブレム、2頭目の秋華賞馬を?
'05年産のブラックエンブレム、TR戦のローズS、今年と同じ重馬場で全く動けず、15着と大敗した。レースは同じWエンブレム産駒のエアパスカルが引っ張る早い流れ、桜のレジネッタ、樫のトールポピー、共に3、5着と敗れてしまった。
'08年の秋華賞、パンパンの良馬場で行われ、ローズで15着と大敗したブラックエンブレムが優勝し、2着には、9番人気でローズを2着したムードインディゴがフロック視され、本番でも8番人気と低く、大波乱となった。何と3単は、3着にも16番人気のプロヴィナージュが逃げ残り、1000万超の大万馬券となった。
ウォーエンブレム産駒はご存知の通り産駒数が極端に少ないため、データーとなる母数も少ないが、'05年産~'09年産98頭のデーターをかき集めてみました。
大きく驚いた事があります。'09年度の集計ですが。
総収得賞金は3億5600万と56位ですが、アーニングインデックス(EI)が3.05と異常に高い事です。
26億4600万と'09年一位のマンハッタンカフェが2.01、因みに二位のアグネスタキオンが1.84、シンボリクリスエスが1.96、ダンスインザダークが1.49、クロフネが1.61と続いています。
コース、馬場状態のデーターで他馬と大きく違う特徴があります。
1、《芝は良馬場以外勝ち鞍がない》。
芝良 1着33 2着21 3着22 出走数217 勝率15.2% 連対率24.9 3着内率35.0。
芝稍重 0 ・4 ・1 ・26、0.0 、15.4、19.2%
芝重 0・ 1・0 ・12、0.0、8.3、 8.3%
芝不良 0・ 0・ 0 ・7、 0.0、0.0、0.0%
という結果です。芝稍重で何とか連の紐まで、と云ったところでしょうか。
2、《右回りコースで総じて良績》。
京都芝では他馬を寄せ付けません。
1着10、2着10、3着5、出走数57、勝率17.5%、連対率35.1%、3着内率43.9%という驚異的な数字をたたき出しています。
今年のローブティサージュ、5年前のブラックエンブレムに似てきましたね。
ローブに関してはまた書きます。