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2013/09/09 07:06

馬四郎のマイページをご覧になって下さっている方へ。

冷暖房のいらない季節がやって来ました。
読書や、鑑賞、思索、散策のシーズン到来ですね。
4月のマイページ開設から70本以上の''一言''を書いて来ました。12月の有馬まで行く予定です。

よく、一年の計は元旦にあり、と言いますが、「暦」を考え出した人間社会の一年のスタートは、1月1日です。
競馬界の一年のスタートは、1月1日ではなく、2歳戦の始まりがスタートになっています。これは世界的な基準で、北半球と南半球とでは、当然時期は異なりますが、2歳戦のスタートには変わりありません。
多少余談になりますが、北半球生まれの馬の誕生月について一言。
1、2月生まれの馬を早生まれ、5、6月生まれの馬を遅生まれと言っています。3、4月生まれの馬に関しては特には言いませんね。

何故こんな事を冒頭書いたかと言いますと、競馬の「番組」に非常に関係するからです。競馬を鳥瞰的に眺めた場合、この「番組」の仕組みがわかっていないと、正しく競馬を理解する事はできません。

もう一つ、賞金についてです。
賞金は、本賞金と資格賞金があります。本賞金は馬が稼いだ金です。資''格''賞金は、所謂馬の''格''を表しています。
賞金の計算の仕方については、競馬に関する本や、jraの公式サイトでも調べられますから、各自調べられてくださいね。

いよいよ馬券推理についてです。
胴元のJRAの究極の''目的''は、競馬ファンを楽しませる事ではなく、また馬主を喜ばせる事でもありません。
彼らの目的は、''売り上げ''を上げることなんです。
昭和29年、当時農林省の外郭として設立された「日本中央競馬界」、所謂JRAは、その年立法、施行された「競馬法」の定める法律の中で運営されています。どの条文を見ても、究極の目的が、売り上げを上げる事などとは書いてありません。当時は、単複、枠連しか馬券は存在しませんでした。しかし、高度経済成長期に乗って、ホッケーバー曲線を描きながら売り上げを伸ばして行きました。
極端な言い方をすれば、馬券ファンの懐に手を突っ込んで、25%のテラ銭を上げ続ける事だと言えます。
来年で60年、今の貨幣価値に換算して、ざっと数百兆円の売り上げを叩き出している勘定になります。

先ほど鳥瞰的という言葉を使いましたが、まさしく''馬券推理''にとって、広く、深く、時系列を無視する事なく検討する事が重要です。

大きな3つの要素があります。この社会も大雑把な面で3つの要素でくくれる事がたくさんありますね。
例えば、光の3原則、色の3原則、三大栄養素、肥料の3元素、左翼、右翼、中立(原理も含む)等々。

馬券推理の三要素とは、
能力1/3、展開1/3、調子1/3です。
この三つの内どれが欠けても駄目です。
次回、それぞれについて詳述します。

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  • みなみさん

    なかなかマイページに行けませんでした(=ω=.)
    深いですね( ´ ▽ ` )

    2013/09/09 18:57 ブロック