キーンランドのコメントです。

4連続開催と、先週の大雨でかなり時計がかかっていますね。先週の札幌記念は、結局のところ、ダートで活躍した父を持つ2頭での決着でした。ND系をもってしても、あの極悪馬場を征服出来ませんでしたね。6秒台の決着、Gll戦ではあまり見かけません。
昨日も上がりがかかっていますね。

1~6番人気の中から取り上げたい馬は、アドマイヤセプターとパドトロワです。フォエバマークがまた1番ゲートを引きましたので、この馬が行くと思いますが、SSの再現とはいかないでしょう。某評論家がファルブラブの牝馬は、夏は買い、と言っていましたが、ファインチョイスあたりにつつかれて前半の入りが気持ち早くなってしまえば、平坦札幌と違い、''おつり''が気になってしまいますね。

人気薄の中に、レオンビスティーという馬がいます。この馬に注目しています。
父はバクシンオーですが、母父にタバスコキャットを構えています。タバスコはND系ストームキャットの産駒で、
2004年に急死しました。'05年以降の産駒はいません。
その血は母系が伝えて行くしかありません。だからでは無いんですが。

この馬は、まだ2勝ですが、その2勝は2歳戦でのものです。前走1000万も勝ち上がれませんでした。
なんでこんな馬を……、当然思いますよね。
実はこの馬、3歳春の中京ファルコンS(芝1400m、重馬場)でブライトラインの2着馬です。ブライトはNZTで3着し、GlNHK杯で負け、以後勝てず、この夏ダートで連勝しました。生きる道をダートに見出したんですね。
前述のファルコンSは馬場がかなり悪く上がりのかかる競馬でした。
出走メンバーの中には、トウケイヘイロー、ハクサンムーン、、レオアクティブ等がいましたが、これ等に先着を果たしているんです。力のいる、上がりのかかる馬場がこの馬に味方したんだと思います。

以上参考にしてみて下さい。
健闘を祈ります。