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2013/06/11 07:38

'12年のJCと有馬を振り返って。

20分の審議を経て、JRA史上初の3歳牝馬によるJC制覇。2冠+有馬で締めくくったゴールドシップ。JRAの関係者間では、JC終了後、暮れの有馬を待たずとも、年度代表馬はこれで決まり、…‥という空気だったらしいんです。

ダービー、オークスの比較、競馬関係者でも余り比較したがりませんが、ダービー優勝馬の関係者に敬意を表して、今年は特に比較の話は、ある意味タブーでした。

''長い審議''にはJRAの様々な思いが絡み合い、決定までに時間を要したんではないでしょうか。
それにしても、昨年のダービー馬ディープブリランテが早々に引退してしまって、良かったのかもしれませんね。

60億のシンジケートが組まれて種牡馬入りしたディープ、生産界が俄かに活気ずいた事は当然です。
国内産牝馬の一流どころはスタンバイです。外国産繁殖牝馬の輸入に至っては、欧米はもとより、南半球まで手を拡げての嫁探しでした。

その中で、英から輸入されたドナブリーニもその一頭です。英のマーケットでのセリで、地元ブリーダーが一億の高値で落札しかけたのを、社台の吉田氏が一億ニ千五百万の値をつけ日本に連れて来ました。勿論立て続にディープがつけられました。

皆さんご存知のドナウブルーが初年度産駒です。'09年産の第2仔がジェンティルドンナです。
ドナブリーニは英GlチュヴァリーパークSの勝ち馬ですが、父BertoliniはGlll勝ちもありますが2勝馬です、母のCal Norma's Lady父リファーズスペシャルもGlllしか勝っていません。吉田氏が目をつけたのは、私の推測ですが、Bertoriniの父がDanzigで、リファーズスペシャルの父がLypardという点ではなかっただろうかという点です。
つまりドナブリーニはNDの3・4のクロスで、父、母父ともに二流でしたが、自身はGlホース、要するにND3・4の成功配合の見本馬だったんです。
ディープとの配合で、NDの5×4・5、ディープの母がLyphard直仔のアルザオですので、Lyphardの4×4のクロスも生じます。

スペシャルとビワハイジの仔ブエナが降着で、ジェンティルがセーフ、この違いの中には色んな事が隠されている様な気がしますが………。

今日のひとことはここまでにします。

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    2013/06/11 14:18 ブロック