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2013/05/30 22:33
安田アラカルト。
大樹Fのブリザード、フォーチュンが1、2番人気した'97年の安田が思い出されます。SS初年度産駒のジェニュインがブリザードの相手だと変に確信して勝負した事が昨日の様に思い出されます。
去年はGl史上一番人気馬が6.6倍という稀にみる難解さ。
今年も4倍以上の配当で昨年同様ですね。
S部門120のレイトをもつロード、L部門121のダークなどの参戦、マイル部門の連中も舐められたものですね。
今回のメンバーで日本のマイルGlを勝った馬は3歳のNHK杯で、カレンとボス、古馬のGlでMCを勝ったサダム、とこの3頭だけです。グランプリに至っては、去年の安田、京都のマイルCと2着続きです。
私は3年前のNHK杯で1分31秒4のレコードで勝ったダノンシャンティを、日本のマイラー界を背負って立つ馬が出たなーと思っていましたが、ゲートに入らずじまいでダービー後、復活を果たせずターフを去っていきました、残念でした。同馬はHailoの3×3という血量25%の馬です。有馬に出てきた時はびっくりしましたがね。
ダノンシャンティの父はフジキセキです。フジキセキ自身5代までにクロスを持たないインブリード配合です。
ダノンの場合やはり''血''が濃すぎたんでしょうか?
フジキセキ産駒にはカネヒキリなどのダートGl馬もいますが、ドリパス以下芝馬が圧倒的に多いですね。
スプリントGlのファイングレイン、キンシャサノキセキなどもいますが、やはり注目すべきはマイル部門ではないでしょうか。
エイジアンウィンズ、コイウタの両牝馬は共に府中のVMの勝者です、牡馬ではダノンがNHKを勝ち、サダムが京都ですがマイルCを勝っています。フジキセキ産駒の馬達はマイルで一番輝くのではないでしょうか。
さて、いよいよ今年の安田は……、という事になりますが、どうしても古馬マイルGlをとって○○の後継種牡馬になりたい馬は、カレンではないかと思っています。
昨年のNHK杯逃げ切り勝ちでしたが、時計は1分34秒台で良馬場としては平凡なものでしたが、JRAの評価は115でした、レコード勝ちしたダノンと同じ評価です。因みにグランプリは114、今年のマイネルは113の評価です。
同馬はNDの4×5だが、Le Fabuleuxが5×5、母系にしっかりWild Riskの血が注入されている。
かたやフジキセキ、母ミルレーサーはそのルファブリューの牝駒、このあたりに府中のマイルの適性があるのだろうか……、?
馬場状態やら、前走逃げてチャンピオンズMハナ差2着の香港馬ヘレン、などの動向も気になりますが、コーナー2つの府中のマイル、調教ビデオ、枠順等々を勘案して、土曜日に考えをまとめてみたいと思います。