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2013/05/23 07:27
気になるペガスターをもう一度再考察。
母ストームホイッスルの第1仔ダノンステラ(牝馬)と第2仔のメイケイペガスター、性の違い以上に競走馬としての能力に大きな差異が生じた。この姉弟年子で同じ1月15日生まれ。ダノンの方がダイワメジャー、メイケイの方はフジキセキと同じSS後継種牡馬。繁殖牝馬にどの種を付けるかは生産界では最重要課題、走って欲しい、走ってくれるはずだとの強い思いが働く。特に牡馬の場合は顕著である。
ダイワに付けてもフジに付けてもHail to Reasonの4×4のクロス、どうやら第1仔が牝駒で出たら、次は違うSS系を、1仔誕生前からの予定だったのだろう。
母ストームの母ラークホィッスル(加)Larkwhistleはカナダ2歳牝馬チャンピオンにも選出された名牝、ND4×4、Naitive Dancer5×4の血統背景を持つ。繁殖に入りブライアンズタイムを付けられ生まれたのがストームで、ダート戦を2回使われ未勝利のまますぐ繁殖に上げられた。
第1仔のダノンステラは馬名の通りダノックスが牝馬としては高額の部類、1500万で競り落とした。2仔目のメイケイペガスターは牡馬という事で倍の3000万の値で名古屋競馬が購入した。
新馬戦を最後方から上がり33.0の脚で楽勝した為、500万、op特別をスルーしてGllのデイリー杯にぶっつけてきた。ここでも一番人気に支持されたが、二桁着順のブービー負けを喫してしまった。年明け京都の若駒Sを武豊に替えて挑んだが、川須と同じ後方からの戦法で届かず3着。共同通信杯は過去3戦とは別馬を思わせるレースぶりで、クラシックを目指す有力馬に圧勝した。トキノミノルを偲んで命名されたこの冠(かんむり)レース、エリートの登竜門として、過去このレースをステップに幾多の名馬が誕生した。
このレースを1分46秒0の時計で勝った馬は過去にはいなかった。
凡馬が出せる時計ではないはず。
若葉Sはともかくとして、皐月は絶好の一番ゲート、走りに気迫がなく一コーナ手前で最後方。ゲートの出も良くなかったが、藤岡の作戦でもあったのか。直線で能力の片鱗は見せたが、Gl戦では戦う相手が違う。
藤田に替わるが、中間かなりいい動きを見せている。まだ最終追いは見ていないが、今回はいけそうな感じがしてくる。
この馬の最終判断は土曜日の夜中に。