オルフェ、G・Sとフェノーの違いについての私見。

オルフェ、G・S、フェノー、いずれもS・T産駒。違いは母父。前二頭はM・マックイーン、フェノーはデインヒル。
マックイーンは、M・アサマ、M・ティターンと続く父子3代の天皇賞偉業を達成した名ステイヤー。その根幹と言われているのが、「目白の宝」、スノップの牝駒シェリル、故北野氏が生涯を掛けて目白軍団の基を作り上げた繁殖牝馬。
過去から学べる事は、ステイヤーの血が間違いなく子孫に伝わっているという事ではないだろうか。
父S・Tに足りなかった究極の底力とスタミナを備え持つ事が可能となったのだろう。

あくまで私の私見ですが、フェノーは母父よりは、祖母の遺伝子が強く影響しているんではないかと思っています。
祖母のシーポートはハイペリオンとフェアウェイの配合。この配合はスピード、スタミナがバランスよく仔に伝わります。

この時期の京都、雨さえ降らなければ高速馬場です。
フェノーがシップの捲りを封じ切る事も可能ではないだろうか、と思ったりもしますが皆さんはどうですか。