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2015/04/28 17:11
春天第5弾。S・アースについて。
若葉S、デウスの3着、日経賞4着。
この対戦成績では、デウスに主役を譲らざるをえまい。
それでもネットで現在3番人気に支持されているのは、菊2着の実績か。
去年の菊、’06年にソングオブウィンドが記録した3,02,7をなんと1,7も短縮。
ラップは、60,9〜61,3〜58,8、上がり4F全てが11秒台、平均11,65で46,6。ハイペース、ハイレベルのレースを制したのが原因かどうかは定かではないが、1着のジャッカルは壊れてしまった。このレース2着でしっかり賞金を加算できた同馬は、4歳の始動戦を阪神ではなく、中山を選んできた。
正に、ゴールドシップ、キズナを眼中におかず、デウス、ウイン、ホッコー、フェノーらとの対戦を意識してのものか?
京都新聞杯(レースレベルは低かった。)2着でかろうじてダービーには出れたが、着順は11着、あのデウスは7着(0,5差)。
この馬の真骨頂は秋初戦の神戸新聞杯、ダービーとおなじ選手権距離、イコピコがマークしたレーコードに0,2差のレベルの高いレースだった。
ダービーで全くと言っていいほど歯がたたなかったワンアンドオンリーに、時計差無しのレースをやってのけた。若干不利のあったジャッカルもしかり。
デウスが出ていれば、・・・・、とも思いますが、レバタラは無し。
日経賞は叩き台?
デウスは年明けから始動し2戦目、他の有力馬は3ヶ月の休み明けだったが、アースは菊以来の5ヶ月ぶり、終始デムーロは後方で動かず、直線だけの競馬、明らかに本番を意識した騎乗。
距離、コースの適性はバッチリ、賞金も足りて除外の心配なし。
わざわざ東上して頭どりなどするはずが無い。
同馬の母ファーストヴァイオリンは、米G1ブルーグラスSの覇者ドミニカンの母だ。
ファーストヴァイオリンの父はDixieland Band、現役時の成績はローカル重賞2勝の馬だが、2004年北米リーディングブルーメドサイアーとなった。5年前の4月、安楽死した。
D・BandはHyperion4x5x5(12,50)のクロスを持つ。
わが国では、デルタブルース、アメリカンボスの母父として知られる。
デルタの距離適性はダンスの血だけではなく、母父ディキシーの血も影響を与えていると思われる。
サウンズオブアースの5代クロスはAlmahmoudの5x5、ポップロックも同じクロスを持つ。
アルマムードはノーザンダンサー、ヘイローの祖母としてその重厚な血を今に伝えている。
この馬こそ、若葉、日経賞で後塵をきっした借りを返へせるんでは?
それではこれで。
次回、大穴をあけそな馬を1頭取り上げてみようと思っています。