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2015/04/24 21:20
春天第4弾。
4歳馬2頭のうち先ず、アドマイヤデウス。
2008年生まれの全兄ケルンは3月3日生まれ、ダート2勝後、芝へ転向したが、母系の片鱗は見せたが、準OP止まり。
空胎後出たのが半兄のドバイ、5月13日生まれで父がムーンに変わった。ミスプロ系の父の影響か、ダート色の濃いタイプにでた。
2011年産が同馬だが、前年出産が5月半ばのため、6月に入っての誕生となった。
それでも2歳11月のデビューを果たし、12月15日の未勝利戦を3戦目で突破した。
年明けは2月の頭から始動したが勝てず、2月の22日西下し、小倉で500万をクリアした。クラシックへのキップを手に入れるためには、3月中にはOP特別か重賞を使わなければならない。陣営が選択したのは22日の若葉S、中4週でのギリギリの選択だった。しかし、ここで負かした馬はウインフルB(皐月3着)、サウンズオブE(菊2着)。
遅生まれの同馬にとって、かなり厳しいローテだったはず。
クラシックは着順こそ7,9着だったが、着差は0,5、0,6と所謂許容範囲。
秋は見向きもせず、ひたすら成長を待った。
年明け、OP特別やG3には目もくれずG2戦から始動した。
結果は衆知の通り。
新春杯で破った1、2番人気のサトノノブレス、タマモベストプレイはG3級の馬。
中山日経賞で破ったメンツは、G2級以上と思われる馬達。
3〜5ヶ月の休み明けだったとはいえ、ここを突き抜けての勝ちはかなりは大きいとみるべきか。
父はアドマイヤドン、名牝ベガの仔だが、ミスプロ系ウッドマン産駒のティンバーカントリーを父に持つ。2歳チャンプ戦の朝日杯を制したが、3歳クラシック戦は無冠に終わってしまった。陣営は芝を見切りダートへ。JBCクラシック3連覇を達成し、中央G1のフェブラリーSも制覇した。
デウスの母ロイヤルカードはアドマイヤラピスの初年度産、ラピスはご存知ステイヤーズSの2着馬、父はN・D系Be My Guest、母Elevateの父はElaーMana-Mou、所謂選手権距離以上もこなすタイプ。
この牝系の一族は、Sunny Gulf〜Sunny Valleyと続く牝系で、バレークィーン(フサイチコンコルドの母)、ポインテッドパス(ネオユニの母)の牝系もここに収束される。
距離700延びてどうか、という懸念は勿論あるが、ドンの母ベガの血(ベガの母アンティクヴァリューはN・D産)とのクロスでN・D4X4、かなりの人気を集めそううだが、当然馬圏内の1頭として考えるべきだと思っています。
第5弾はサウンズオブアースについて。
それではこれで。