トゥザワールドとワールドインパクト編〜愛馬を訪ねて2014夏〜

育成時から同じ育成厩舎に所属していた2頭。両馬ともダービーでの結果は伴わなかったけれど、とりあえず大きなダメージもなく秋に備えることができているのは、それだけで立派というものですね。本当にお疲れさまでした！
とりわけクラシックの王道を歩んだにも関わらず、ほぼ無傷で帰ってきたというトゥザワールドには驚き。さぞ消耗しているものと思っていたけれど、全然大丈夫とのこと。過去幾多の名馬達がダービーの掲示板を確保してきたけれど、ここまでダメージがなく帰ってきた馬も珍しいとの話でしたね。すでに１５−１５を乗っていて、次走の神戸新聞杯に備えているというのだから頼もしい限りです。この馬について思い出すのは、1歳の秋に見学に来たときに「この馬はダービーに出走する」と牧場の方に言われて舞い上がってしまったこと。当時は坂路にも入っていなかったし、リップサービスかな？と控えめに捕らえていたけれど、まさに有言実行とはこのことでしたね。さすが世界レベルの牧場！と感心するばかりだし、怪我なくここまで仕上げた全ての関係者の方々の手腕の高さには頭が下がる思いです。もちろん、その期待にしっかりと応えた馬も凄いですよね。とにかく秋の競馬が楽しみです。
ワールドインパクトも大きなダメージがなく、8月の中頃には本州に戻るとの話でした。次走はセントライト記念とのことですが、牧場ではハイペースの差し馬という話も出ていて、案外マイルくらいが向くかもという興味深い話も出ていましたね。まだまだ完成途上とのことなので、しっかりと力がつくまでは馬のペースでいってくれればなぁという印象でした。こちらも楽しみです。