293件のひとこと日記があります。
2013/12/08 07:25
大団円。
中村憲剛が中村俊輔からボールを奪い攻守が変わりレナト、大島を経由してまた憲剛へ。
そして憲剛のパスを受けた大久保がシュート! キーパーが弾いたボールを詰めていた大島が拾い中へ流し込む。
同じく詰めてきていたレナトが突き刺し川崎が先制!
やはりカウンター気味になると川崎の攻撃は驚異ですね。
昨日はJ1最終節・等々力で行われた川崎−横浜FM戦を観戦してきました。
川崎は長らくチームを支えてきたDF伊藤宏樹の引退、そして横浜FMは優勝が懸かり共に勝ちたい最終戦でした。
試合開始の1時間以上前からアウェイ側マリノスサポーターは唄い続け優勝への渇望を見せていました。
いざ試合が始まってみれば派手さはないが攻勢をかける川崎、落ち着いているというよりはおとなしいマリノスという感じの試合展開。
選手が倒されて試合が止まるシーンも多かった前半は0ー0で終了しました。
正直、マリノスサポーターからの意欲は伝わってきましたが選手からは見て分かるような闘う気持ちが伝わってきませんでしたね。
硬くなってるのか、まさか萎縮してるのか内容はいつもどおりの塩試合になってました。
それでも前述したような攻撃で川崎が先制すると少しづつ試合が動き始めました。
斎藤 学の再三にわたるドリブル、中村俊輔のフリーキックなどで徐々に押し込んできましたが川崎GK西部も好セーブを連発してしのぎます。
終盤のコーナーキックの時にはマリノスGK榎本までが上がってきて攻勢をかけますが川崎ゴールを割る事は出来ませんでしたね。
AT5分経過で試合終了。共に勝たなければならなかった一戦は川崎が引退する伊藤宏樹へ勝利をプレゼントしました。
川崎は他力でありながらこの勝利によって来季のACL出場を決め、最高のカタチでシーズンとホーム最終戦を飾る事が出来ました。
川崎にとっては大団円。しかしマリノスにとっては...。
横浜Fマリノスは自力で優勝を決めるチャンスが2試合ありました。が、そのアドバンテージを活かせなかったのですから仕方ない結果ですね。
それにしても最後、ATを含む残り十数分のジャッジの偏りは酷かったですねえ...。
あの人がワールドカップを裁いたレフェリーとは...。
試合後のインタビュー、大久保が泣き、憲剛も泣きました。
伊藤宏樹の引退セレモニーが始まる前までの時間、ジェシも泣いてるよう見受けられました。
やはり最終節、いろんな思いが湧き出てくるものですね...。
そして等々力からの帰り際、中村俊輔も泣いていた事を知りました...。
最後に2001年から川崎にとっては無くてはならない存在だった伊藤宏樹。
本当にお疲れ様でした。
宏樹のプレーを見続けてこられて本当に良かったと思いますよ。
実は試合中、私の後方の席では周平も佐原も箕輪も観戦していたんですよ。
セレモニーに参加するとは感じていましたが、いざ4人揃って川崎山脈が復活した瞬間を見てしまうとやはり私も...。
宏樹にはこれからもなんらかのカタチでチームに関わってもらいたいですね。
J1・リーグ戦は昨日で終了。磐田の降格は仕方ないとしても、まさか関塚監督で降格するとは思いませんでした。
そして大宮の大失速、優勝争いの混迷など今年も楽しませてもらいましたよ。
川崎・風間監督については...、良い結果を出してくれた事に素直に感謝したいと思います。
先週中にはまさかの大英断もありましたしね...。
残された天皇杯も元日まで試合が出来るよう期待します。
のんびり駄文を書いていたら、もう朝ですね...。
今日は国立競技場でJ1プレーオフの観戦に出かけます。
元日のチケットが取れなかった私にとっては最後の国立観戦になりそうです。
今年も称賛の拍手も健闘への拍手も力一杯叩いてきますよ。