2013ヒデキナイト

月末＆夏休み前で仕事が忙しいけど強引に定時退社、ヤングマンを楽しむためには多少の犠牲もやむを得ません。
昨年はよりによって都倉の一発、バロテッリのパフォーマンスで「ヒデキナイト」初めての負け。今夜の「ヒデキナイト」は負けは許されませんよ。
というワケで今夜はJ1再開の緒戦、川崎−湘南戦を観戦してきました。

試合は前半、軽快にボールを回す川崎が優位に進めていました。
湘南はがっちり守りを固める姿勢、川崎が崩しかけた瞬間もありましたが湘南の新GKサンターナと守備陣の健闘もあり0−0のまま前半終了かと思いましたが44分にヘディングの競り合いからこぼれ球を拾った大久保が素早くターンしてシュート、川崎が先制し前半が終了しました。
後半は攻守一転、ボールが回り始めた湘南が攻勢をかけます。
そして後半11分、コーナーキックから湘南・遠藤がヘッドで叩き込み追い付くと10分後、カウンターからドリブルで突進したキリノが執念のセンタリング、高山が合わせて逆転、試合をひっくり返しました。
その後、終了前にPKのチャンスを得た川崎でしたが湘南GKサンターナの動きに惑わされたのか大久保が蹴ったボールはポストに弾き返され失敗、試合は終了しました。
同点にされた辺りから川崎は捨て去ったと思っていた風間戦術が垣間見えるようになり棒立ち＆もらっては戻しで前に進まないパス回しを展開、FWまで自陣深く戻って守る湘南を崩せるワケも無く、レナトに預けてドリブルで勝負させ仕掛けて得たPKも失敗するようでは…。
わかりやすく後半勝負に撤していた湘南の思惑どおりの結果でしたね。
ケガから復帰した湘南の遠藤航も上出来でした。
しかし、その遠藤と同等以上の活躍をしたGKサンターナは大成功の補強でしょう。

川崎は結果に繋がらない風間戦術は捨てたものと思っていましたが、もしかして中断期間に温め直していたのでしょうか…。
そしてベンチのメンバーの脆弱ぶりはなんとかならないものなのだろうか…。
流れを変えられるような選手はひとりもおらず交代で入ったのも頼りにならない森谷ひとりだけ…。
兄弟＆弟子を入団させるために放出された選手がひとりでもいてくれたら…。
今後の不安を露呈した試合になりましたよ。

これで「ヒデキナイト」は2年連続で敗戦。
体調に不安がある西城秀樹さんの熱唱に応えられなかったのは残念ですよ。
ただ、この4年ほど「ヒデキナイト」で対戦したチームはJ2へ降格しているそうです。
湘南の遠藤選手は個人的に注目しているだけにこのジンクスは終わってほしいですよ。

この夏の「ヒデキナイト」も負けてしまいましたが、是非とも来年も西城秀樹さんと一緒に盛り上がりたいものです。
子どもたちの元気な、ゆるキャラたちのコミカルな動き、フロンタールズの健康的な色気、暑い夏の等々力を彩る大切な時間です。

それにしても風間戦術は見せられる度に溜め息しか出ないなぁ〜。
次の仙台戦は風間戦術をキレイさっぱり忘れて走り回るレナトや大久保の活躍が見たいものです。