響いたのはどっちだ？

仕事が終わるちょっと前からポツポツと来ていたので不安でしたが一応NACK5スタジアムへと向かいました。
電車が大宮へ近づくにつれ雨は強さを増していました。
正直、大宮駅に着いてからかなり後悔しました。なにせ折り畳み傘一本しか雨具は持ってきてませんでしたから…。

今夜はJ1リーグも折り返しの第17節、大宮−川崎戦を観戦してきました。
先週に引き続きキックオフには間に合わず、入場券を買っている時に小林悠が先制した様子が伝わってきました。
入場してからもまずは雨対策しなければならず、大宮のオレンジ色のポンチョ2040円也を急遽購入、観戦体制を整えました。
ハッキリいって前半はほぼ試合を観られる状態ではありませんでした。
歓声が沸き、顔を上げると大宮の鈴木規郎が同点弾をたたき込んでましたよ。

ハーフタイムにはなんとか落ち着き後半はそれなりに楽しめましたよ。
経過は省略しますが大宮・長谷川悠が逆転弾、そして川崎・大久保の通算101点目のゴールで追い付いた試合展開には雨も気にせず見入ってましたよ。
川崎が攻め込む時間が多い展開でしたが大宮も縦の早さは互角、川崎ゴールを脅かすシュートを放ち攻守共に見応えあったと思います。

そして最後の最後、川崎の攻勢、主審がよく見ていたと思います。
レッドカード＆PKの判定、どちらが勝ってもおかしくない試合内容、雨が上がりかかった中、レナトが決めましたね。
その瞬間、試合終了。
雨が上がった夜空に響いたのは
川崎の「アバンテ」のチャントでした。

大宮に着いた時の後悔は吹き飛んでいました。
きっと結果は引き分けでも負けでも悔いは無かったと思います。

勝った川崎はこのままの状態を維持していけばACL圏内も可能ではないかと思いました。
そして大宮は悲観する必要の無い試合内容だったと思います。
なにしろ、ノヴァコヴィッチとズラタンを欠く中で誰が出場しても同じような試合が出来る力がある事を証明したのですから。
得失点差で首位を譲ってしまったようですが現状を知ってる大宮のサポーターからはブーイングも無く健闘を称える拍手が響いていました。

雨が上がった大宮の夜空に響いたのは勝利への称賛と健闘への称賛。
気持ち良く帰路へと就きましたよ。

足早の観戦記になりましたが、帰りの埼京線と副都心線の電車の中で書いてみました。
次回のこの対戦は8月28日に等々力で行われます。
今度はノヴァコヴィッチとズラタンが揃った大宮が観たいなぁ〜…なんて事を「かしわや」で遅い晩ご飯を食べた後、考えながら帰宅した夜でした。

雨上がりでちょっと涼しい夜、ゆっくり眠れるといいですね。

では、また何かの試合後に…。

おやすみなさいまし〜…。