厚さと軽さ。

キックオフ後、携帯が上手く繋がらずに電話投票が出来なかったので10数年振りに有馬記念を買わなかった年末になりました。
まあ、結果は買わずに済んで良かったんですけどね。

天皇杯・千葉VS鹿島の準々決勝、多分、東京VでもFC東京の試合でもない味スタに来るのは初めてになります。
双方、関東のチームなのでそれぞれのサポーターもまずまずの数が集まりましたね。

試合はパスを回しながら攻め込む千葉とちょっと受け気味の鹿島という感じで前半は進みました。
後半も前半同様の立ち上がりの感じでしたが、徐々に鹿島の厚さの前に千葉は攻めあぐね押され気味の雰囲気に変わっていきました。
軽快に回っていたパスも鹿島のタイトな守備に前線の選手が前を向けなくなり、谷澤と交代で入った深井が左で動き回りましたが状況が変わった気はしませんでした。
鹿島の得点はパスを受けたドゥトラの突破から同じく詰めてきていた大迫が拾いシュートがニアに突き刺さりましたね。
見事なシュートだったと思います。
鹿島先制後、千葉もなんとか追い付こうとゴールに迫りますが鹿島の試合を落ち着かせあわよくば追加点をという戦い方に封じ込められました。
ATも残り僅かの時間にあわや同点かという場面も見られましたが、さすが試合巧者・鹿島という感じでしたよ。

鹿島の厚さを千葉の軽快さは乗り越えるコトが出来ませんでしたね。
J2終盤戦からこの約1ヶ月ちょっとで千葉の試合は3試合目の観戦となりましたが、リーグ戦の戦い方も今日のような感じだったのかなぁ〜…。
だとしたら戦術はともかく持ち駒を上手く使えていたのかなぁ〜…。
こんな印象を持ちましたよ。

鹿島に関してはジュニーニョがDFライン近くまで戻って守備をするという川崎時代じゃ有り得なかったコトを見せてもらいましたよ。
それをさせるジョルジーニョ監督の実績と貫禄はリーグ戦の結果を度外視してもさすがだなと思いました。

それにしても天皇杯は準々決勝ぐらいまではあまり盛り上がりませんねえ…。
千葉のサポーターも淡々と結果を受けとめてる感じでしたよ。

準決勝の組み合わせも決まりましたね。
国立での試合は横浜FM−柏戦、
もちろん観戦に出かけますがエコパのG大阪−鹿島戦も気になりますねえ。
どちらのチームも元日国立での栄冠を勝ち取った瞬間を観てますからね。

昨年も準決勝・国立ではマリノスの試合だったなぁ〜。
寒さも日に日に増してますが天皇杯観戦も残すは国立での2試合です。
明日から4日ほど仕事して今年と今シーズンの観戦を締め括ります。