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2012/11/08 23:35
勝ったけど……。
先制された瞬間、川崎の31番には本当に腹が立ちました。
守備するワケでもなく攻撃に参加するでもなく、ただフラフラとピッチを漂うだけ…。
チームを救ってくれたのはレナトでした。
ラッキーだったとはいえ、同点に追い付いたFK。そしてまた浦和の壁のスキを突いたFKで逆転。
最後はカウンター気味の展開からのシュートで突き放す…。
レナト大活躍の前半でした。
後半に入り1点返された時はイヤな空気になりかけましたが、選手紹介時に大ブーイングを受けていた山瀬がとどめのゴールを決めて大勢は決しました。
川崎はリーグ戦では浦和に等々力では初勝利。
J1での初対戦からずいぶん時間がかかったなぁ〜…。
試合結果こそ4−2と点の取り合いのように見えますが、この試合の本当の面白さは川崎の31番が引っ込んで稲本がピッチに入ってからでした。
かつての川崎が帰ってきたかのような戦いぶりで、決定的なチャンスを何度も作り出した憲剛のスルーパス、スピードは無いものの重戦車の迫力を思わせる稲本のドリブル、サイドを切り裂くレナト、中に入り込む山瀬。
やっぱりカウンター体制に入った時の迫力は得点こそ入らなかったけど、大いに楽しめた後半でした。
31番が引っ込んでからの川崎、
つまり風間3兄弟がピッチから居なくなるだけで、かつての輝きをつかの間だけど取り戻していました。
この日の4点はすべて風間監督の戦術、采配とは真逆の展開で獲れたカタチだっただけに、普段の風間監督の指導及び先発メンバー選びが本当に残念です。
とりあえずJ1残留を確実なモノとした昨日の浦和戦。
来季も風間監督が指揮を取るという絶望感はあるものの、まずは一安心出来た試合後でした。