天皇杯終了。

ショートコーナー気味に流されてきたボールを受けたクリスティアーノが狙いすました弾丸ミドル!
柏の先制＆決勝点になりました。
こういう試合を勝ちきれない川崎、今まで何度も観てきた光景ですよ。
こぼれ球をことごとく柏に拾われていたのもありますが出す方にも受ける方にも数多く見られた致命的なパスミス、1点追いかける状況でありながらパスを繋ぐコトばかりの攻撃、「勝ちたい」という執念が感じられませんでしたよ。
今夜の柏は最近のリーグ戦で残留争いのチーム相手に苦しんでいた柏ではありませんでした。
しっかり天皇杯を狙いその先にあるACL出場権を獲りに来た強いチームでしたよ。
その確固たる目的を持ったチーム相手に川崎は手を尽くしたのかホントに疑問ですよ。
パスを回して相手を崩そうとするのがここ数年の川崎のサッカー。
まさに「自分達のサッカー」で勝とうと挑んだ結果です。
対する柏、勝利を得るためにいろんな手を尽くしてくるタイトルホルダーだけが理解しているタイトルを得るためのサッカーをしてきましたよ。
当然のコトなんですけどね。

川崎、何度繰り返せば理解出来るんだろう…。
「自分達のサッカー」は必要だと私も思います。
でもそれは「勝利」を得るための手段のひとつですよね。
パスで崩すという武器だけに特化して研ぎ澄ましてきたここ数年の川崎、他の武器に関してはすっかり錆び付いちゃいましたね。
関塚監督時代には鋭いカウンターとセットプレーでは川崎山脈と呼ばれたディフェンス陣の高さも武器になってましたよね。
前線に高さが無いのにサイドから崩そうとする現在の川崎、勝つためにはエドゥアルドやネットを上げて放り込んだりも出来たハズなんですよ。
機転が効かずに愚直に「自分達のサッカー」だけを繰り返した結果でした。
もっとも、もうそれしか手が無いのも川崎の現状です。
ACLに続いて天皇杯、挑戦は終了しました。

ちなみに可能性としてはC大阪に3冠の挑戦権があるんですね。

冷たい雨で寒い中での等々力観戦でしたが残りのタイトルを諦めずに応援していきますよ。

さて、寝るか!
何度もしてきた行為ですが寝て起きたら新しい可能性が待っているよう明日の朝に期待しますよ。

また台風が来るかもしれませんが毎日を頑張って行きましょう!