苦戦。

塩谷、UAEへ移籍ですか…。
常に川崎を苦しめてきた印象がある選手ですよ。
同じくヤラレっぱなしだった佐藤寿人も名古屋へ移籍し今季は対戦するとしたら天皇杯になるでしょう。
今季は予想外に低迷している広島、天敵とも思えたこのふたりがいない状況でホーム等々力なら確実に勝たなければならない相手と思いスタジアムへ向かいましたよ。
確かに試合は勝ちました。でも苦しみましたねえ…。

というワケで日付変わって昨夜は川崎−広島戦を観戦してきました。
エウシーニョがケガから復帰してベストに近いスタメン構成の川崎、優位に試合を進める展開を期待してました。
始まってみると相変わらず中を固める相手には何も出来ず延々ともらっては戻しのパスばかり、いえ、細かいパスミスもかなりありカウンターを食らう場面もありました。
対する広島の攻めはいたってシンプル。カウンターの他には徹底したサイドから皆川めがけての放り込み。これが実に脅威でしたよ。
川崎の得点は自由人エウシーニョが中へ入り込み身体を張って受けたパスを阿部へ送り、その阿部がミドル一閃!
先制＆決勝点となる貴重な1点を奪いましたよ。
これで試合も動いて面白くなるかなぁ〜なんて思いましたが川崎の連係の悪さは変わらずミスから広島にゴール前に迫られる場面も多々ありました。
ホントにバーに助けられた一撃、GKチョン ソンリョンの奇跡的な右手での弾き返しが無かったら敗戦もしくは清水戦同様の敗戦気分の引き分けに持ち込まれていたかもしれません。
勝ったとはいえ内容的にはマリノス戦より酷かったような気がします。

ケガで長期離脱となってしまった武岡は残念ですが川崎、昨夜のスタメンに関しては90％以上のベストメンバーだったと思います。試合勘やケガで煮詰められなかったメンバー間の連係が問題なんでしょうかねえ…。
川崎、21日の天皇杯2回戦を挟んで次節の対戦相手はアウェイでのガンバ大阪戦。不安ばかりが募りますが今一度、体制を整えて挑んでもらいたいですよ。

対する広島、そろそろリーグも折り返しとなる今の時期に降格圏から抜け出せないのが不思議ですよ。
近年、3度のリーグ優勝を誇る広島、このまま終わるチームだとは思えません。塩谷の抜けた穴は大きいかもしれませんがしっかりした下地と地力があるチームですから何かのきっかけがあれば巻き返しは可能なチームですよね。シーズン後半は優勝争いするチームにとってやっかいな相手になりそうで…。

昨夜は試合前半にあわや乱闘かと思ったシーンもありました。
直後の川崎のセットプレー、憲剛が出したパスを遠目とはいえ大島が振り抜いて蹴ったボールが広島・柏の顔面を直撃、タンカで退場するという場面もありました。
柏に大したコトが無いよう願いますが…。

そろそろ2時半ですか…。
帰りは中ジョッキ2杯で済ませましたがウチに帰ってからはバーボンのロックをヤリまくってますので携帯の文字が二重に見えるようになってる酔っ払いでございます。

次戦は21日の天皇杯2回戦・栃木ウーヴァ戦ですか…。
調子の上がらないベストメンバーらしき布陣よりヤル気がみなぎる控え選手達の活躍を期待したいです。