見覚えある試合。

いつもの自分達の型で試合を進めたかったんでしょうが真ん中をしっかり固めるマリノスの前にもどかしい展開が試合終了まで続きましたよ。
外国人の審判団のホーム寄りのジャッジも川崎を苦しめました。
頭に浮かぶのは同じようにもどかしい展開ばかりだった味スタでの瓦斯戦、なんとか引き分けに持ち込んだ等々力での甲府戦。
ダメな時はとことんダメという試合内容でした。

というワケで昨日は日産スタジアムでの横浜FM−川崎戦を観戦してきました。
もちろんそれなりのチャンスを演出したシーンもあった川崎でしたがホントにヤル気あるのかと思うようなフィニッシュの精度、特にフィットし始めたかなと思っていた家長のシュートは絶望すら感じましたよ。
まだ時間がかかるのかなぁ〜…。
交代出場の登里やハイネルが必死に掻き回そうとしていましたが周りがおとなしいのかヤル気無いのか何も出来ないのか、ホントにもどかしい試合でしたよ。
阿部が身体で押し込んだシーンもありましたが判定はオフサイド。マリノスのハンドと思えたシーンもありましたがPKどころかゴールキックの判定。
ホーム寄りどころかアピールすればすべて逆の判定を下すダニエル・ステファスキ主審。試合後には当然の如く川崎側からは大きなブーイングが響き渡りましたよ。

マリノスの得点は2点とも一瞬のチャンスをしっかり決めたモノでしたよ。
先制点はロングフィードを正確に中に繋いだマルティノスを褒めるべきモノでしたし追加点もチョン・ソンリョンの飛び出しを冷静に見ていた富樫敬真の好判断。
川崎にはなす術無く獲られた失点でした。

それにしてもこのもどかしさはなんなんだろう…。
ほんの数日前にACLベスト8を勝ち取ったチームとは思えない戦いぶりでした。
確かに主審の判定への不満もありますし神経を使う試合が続いた影響もあったんでしょうがホントに精彩を欠く内容はやはりタイトルに縁の無いチームとはこういうモノなのかとも思いました。
またもや大島や武岡をケガで欠く状況ですが選手は揃ってきてるハズです。

来週は代表戦での中断になりますが体調・体力の回復はもちろんもう一度メンタル面をきっちり強くしてもらいたいですね。

まだ今季はたった3敗。でも順位は9位。イマイチ結果が伴ってない気がしますよ。
選手も我々も中断期間後には新たな気持ちで再スタートしたいですね。