春から冬の夜。

昨日11日の冷たい雨から一変、今日の昼間は20℃ぐらいまで気温が上がり動くとちょっと暑いくらいでした。
会社から等々力へ向かう電車の窓から見えた桜は前日の雨にも負けず結構咲き残ってましたよ。
しかし新丸子で下車して等々力に向かって歩き始めたら…。

というワケで今夜はACL第4節の川崎−広州恒大戦を観戦してきました。
等々力に着くまではポツポツと傘がいらない程度の降りでしたが着いて席に着くと徐々に雨が強く寒くなっていきましたよ。
にわか雨程度との予報は聞いてましたが試合中は強弱はあっても雨が降り続けていました。
試合はベストメンバーには程遠い川崎に対して広州恒大は負ければ川崎との順位が逆転という恐れもあり、強力ブラジル人トリオを揃え勝ちに来た布陣だったと思います。
風の影響を考慮してかピッチを逆にしてキックオフ、優勢に試合を進めていたのは広州恒大でしたが圧倒的というワケではありませんでした。期待のブラジル人トリオもセットプレーではそれなりに魅せてくれましたが冷たい雨の影響か精彩を欠いているようにも見えました。
川崎も大幅に主力を欠く中でこちらはブラジル人のふたり、エドゥアルド ネットとハイネルが冷たい雨の重馬場をモノともせずに奮闘してくれましたよ。
ハイネルはドリブルでの突進や惜しいシュートを見せてくれエドゥアルド ネットもセットプレーのキッカーを務めるなどチームを引っ張ろうとする気持ちが見えました。
今夜の川崎、攻撃は細かなパスミスや深く戻し過ぎるバックパスなどでそれほど大きなチャンスは作れませんでしたが全体的に守備の意識は高かったと思います。
精彩を欠いたとはいえ広州恒大の強力ブラジル人トリオを抑え込み手を焼いた左サイドの20番、35番のドリブル持ち上がりなどにもうまく対応していました。
結果論ですが今夜の広州恒大なら勝ちたかったですねえ。
過去2度もACLを制覇した広州恒大ですが今夜は当時と比べるとかなりスケールダウンしているような印象でしたよ。

ACL4戦で4引き分け。とりあえず決勝トーナメント進出の可能性が残っている川崎ですが残り2戦は可能な限りベストメンバーで戦い勝たないとグループリーグ突破は難しい気がします。
早期に負傷者がコンディションを整えて戻ってきてくれないと…。

余談ですがピッチに指示を送る広州恒大・フェリペ・スコラーリ監督と川崎・鬼木監督を見ていたら片やワールドカップも制覇した名将、片やまだ数戦こなしただけの新米監督、対比が面白かったですよ。新米監督が名将を打ち負かすシーンが見たかったですね(;^_^A

さて、明日も仕事の平日観戦、
簡単になってしまいましたが今夜はこれで眠らせてもらいます。
それにしてもなかなか春らしくなりませんねえ。
明日も結構気温差があるみたいなので体調に気をつけて頑張りましょう!