図書館通信vol.16

梅雨入り？
微妙な曇り空…

今回は図書館本４冊＋知人借り1冊


1. 明日の記憶 荻原浩
2. ゼツメツ少年 重松清
3. ヒーローインタビュー 坂井希久子
4. 正義をふりかざす君へ 真保裕一
5. 車いすのパティシエ うえやなぎまさひこ


1. 渡辺謙さん主演で映画化された作品。
若年性アルツハイマーに対して、漠然とした知識しかなかったが、読み進むのが怖くなってきた。
記憶を失う事…当たり前の事が出来なくなって行く事…大切な人が認識出来なくなって行くこと…
想像したく無いが、自分が、又は身近な人が患ったらと考えると…

話間に挟まれる、主人公の日記(備忘録)が病魔が進むに連れ、漢字が減り誤字が増え・・・切なかった。
涙なしでは読めない作品です。
ぜひ皆さんも御一読を…


2. シゲマツです。
うーん…一言で感想言うならば「悲しい」です。
シゲマツさんの作品はイジメ・不登校・差別…などのテーマが多いですが…
「大事なのは想像力」この作品の中にしばしば出てくるフレーズですが、今の世の中想像力が欠如しているのか？こんなことしたら相手はどう思うか？を考えればイジメなんてなくなるんだろうな。

登場人物にシゲマツ作品のあの人やこの人が出てきます。「きみのともだち」再読してみよう。


3. 面白かった！
主人公に関わる５人の男女が一人の男を語って行きます。
プロ生活10年、期待されながら一軍と二軍ん行ったり来たりの主人公。そんな彼だが語り部の五人は間違いなく「彼はヒーロー」と思う。

阪神ファンならもちろん、野球ファンなら是非…球界最年長投手の山○昌？も登場します。


4. ？？？
まぁ真保さんらしいと言えばらしいが…
自分の読解力のなさなのか、事件の背景が掴みきれず今一つ集中出来なかったなぁ。

真保作品では「奪取」が一番好きです。


5. ニッポン放送で紹介された実話の中から、選りすぐり？の23編をまとめた本書。
心温まるストーリーが満載です。
一つ一つの話は微笑ましかったり、ほろっとされたり…

たまにはこういう本も良いですね
(*^o^*)


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36/100