384件のひとこと日記があります。
2020/09/13 12:34
別れの季節
と、なりました。
1歳たちは続々と育成場へ旅立って行きます。
住み慣れた厩舎を後にしてこれから競馬場へ行くためのお勉強が始まります。
お迎えの馬運車に乗るところから始まり、見知らぬ場所やお初にお目にかかる他の馬たちとのお付き合いやコースに出られるようになるまでのドリルをこなす事が毎日の日課となります。
今まで放牧地で自由に走り回っていたのに・・・
と、思うでしょうね。
そしてとねっ仔たちも離乳開始。
牧場さんによって方法は色々です。
放牧地で母馬をひとつづつ抜いていったり
厩舎の廊下を自由通路にして仲間に慣れさせて
ある日母馬を違う厩舎に入れたり
収牧後に厩舎に一旦一緒に入れてすぐに母馬を出したり。
1番ショックなのは最後の方法で一晩鳴いている子もいるそうです、そんな声が聞こえる夜も
次の朝放牧地で母馬探し。
でも2、3日すると忘れて友達とつるみ始めるから不思議。
毎年のこと、繰り返しとは思うものの秋は切ない季節です
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うらかわ猫さん
秋霜烈日さん
コメントありがとうございます
こちらは気温が下がり18°前後で過ごしやすくなりました。
夜は寒いくらいで掛け布団出しました
1歳がどんどんいなくなり寂しい放牧地。
厩舎も空いてきたので離乳も進んでいます。
未勝利で牧場へ帰って来る仔は少ないですが、牝馬がチラホラいます。
帰って来て生まれ故郷と認識しているかどうか?
先日帰って来たローマンビューティーはすっかり慣れた様子です、隣の放牧地には兄弟がいるのですがわかっているのかなぁ? -
秋霜烈日さん
あ〜ん、可愛そうな季節ですね。
仔馬を探す母馬の姿を想像すると、胸が熱くなります。
意外と呆気ないパターンもあると聞きますけど、それは稀ですよね。
馬同士がお互いにどれ程の個体認知しているのかは分かりませんけど、さすがに現役を終えてから牧場に戻ったとしても、「おかえり!」なんてわけにはいかないはず。
誰だ?この小娘!とか思ったら、我が子でした〜って場面が多いのでしょうね。
人間は承知していても、親子である事を伝える方法がありません。匂いとか、馬語?とかで、実は分かってる。と信じたくなりますけど。
そんなことはないでしょうね。