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2019/09/17 16:57

菜七子騎手、中山1Rで今年28勝目!自身の持つJRA女性騎手年間最多勝記録を更新

(2019年9月14日 中山競馬場にて撮影)

 藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本厩舎=は14日、中山1Rで1番人気のデビルスダンサー(牝2歳、美浦・奥村武厩舎)に騎乗し、直線で抜け出して勝利。今年28勝目とし、自身が昨年に打ち立てたJRA女性騎手年間最多勝記録を更新した。成長著しい菜七子に、師匠の根本康広調教師(63)も「レースを体で覚えた」とあらためて進化を認めた。

 大勢のファンが拍手で迎えたセレモニーでも、いつもと変わらないクールな表情だった。「去年の自分の成績であるので、そこまで強く意識していなかったですが、早めに自分の数字を抜くことができて良かったと思います」。節目となった3週間ぶりの白星、今年のJRA28勝目に、少しだけはにかんでみせた。

 激しい先行争いで前半は好位4番手から。楽に2番手を取れた前走の新馬戦(2着)より行き脚はつかなかったが「逃げるか番手で競馬をしたいと思っていたが、ダッシュがつかず2列目からの競馬になりました。動かしだしたら、しっかりと反応してくれました」と冷静に手綱をさばいた。

 今年は6月にスウェーデンの国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」で総合優勝。世界の名手が集う英国の「シャーガーC」や札幌での「2019ワールドオールスタージョッキーズ」にも参戦した。「自分の中ですごく大きな一つの財産」と言える貴重な経験の数々が、デビュー4年間の成長を後押ししている。「具体的な目標(の数字)はないが、こうして自分の記録なんですけど、毎年更新していけたらいいと思います」と菜七子。次の節目は年間50勝、JRA通算100勝となるが、それも通過点に過ぎない。(坂本 達洋)

 <師匠の根本調教師「自分で動けるようになっている」>

 この時期に昨年の勝ち星を更新しました。制度が変わって、女性騎手に斤量2キロ減のアドバンテージがあるのは使う側としては魅力ですが、技術をつけなければ勝てない。なかなか行けない海外に行ったりして、いろいろな経験を積んだことが大きいですね。レースを体で覚え、考えて、自分で動けるようになっているんだと思います。

 スタートが良くて、馬に負担をかけずにしまいの伸びにつなげるのが持ち味ですが、スタートで馬の邪魔をしないのがうまい。500キロくらいある馬を(力でゲートから)出そうとしたって出せないですからね。

 これからはマークも厳しくなるだろうし、壁にもぶつかるでしょう。その壁をいかに低いものにするか。そのためには今以上に考えて乗ることです。どんな馬にもうまく乗れるようになることが最終目標ですね。

https://hochi.news/articles/20190914-OHT1T50203.html

最初のプラン通り逃げか番手からの競馬だったらたぶん勝てていなかったと思う。2列目からの競馬になったことが、結果的に良かった感じ。直線、内にささって追いづらそうだったけど、なんとか差し切ってくれてホッとひと安心でした。記録更新おめでとう。記録をどこまで伸ばせるかな。そして来年も、今年の自分を超えることが出来るかな。今後の成長と活躍が本当に楽しみです。根本先生、いつも素晴らしい言葉をありがとうございます。

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