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2019/08/08 14:47

菜七子、JRA女性騎手初WASJ選出「結果を残せるように精いっぱい騎乗したい」

(2019年8月4日 新潟競馬場にて撮影)

JRAは5日、札幌で開催されるワールドオールスタージョッキーズ(24、25日)の出場メンバーを発表し、藤田菜七子騎手(21)=美・根本=を選出した。JRAの女性騎手で同シリーズに選ばれたのは初めて。6月にスウェーデンで開催されたウィメンジョッキーズワールドカップ優勝などが評価されたもの。今週末は英国のシャーガーカップで名手と腕を競う菜七子が夏の札幌も熱くする。

 世界のトップジョッキーと並び、日本でも夢の舞台に立つ。6月のウィメンジョッキーズワールドカップで優勝した藤田菜七子騎手が「顕著な活躍を認められた騎手」という理由で、ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)のメンバーに名を連ねた。初のシリーズ参戦に、菜七子の胸は高鳴っている。

 「このような素晴らしいシリーズに招待してもらえることは、うれしいし、ありがたいです。結果を残せるように精いっぱい騎乗したいと思います」

 10日には英国のアスコット競馬場で行われる騎手招待競走、シャーガーカップに参戦。世界の女性騎手の代表として勝利に挑む菜七子が、WASJでは地元の日本で、世界の名手を迎え撃つ。

 今回はニュージーランドの2018/19シーズンに133勝を挙げ、リーディングに輝いたリサ・オールプレス騎手が初選出。さらに昨年、フランスの女性騎手年間勝利新記録となる72勝を挙げたミカエル・ミシェル騎手も初来日する。

 「どのジョッキーと騎乗できるのも楽しみですが、リサ騎手やミカエル騎手と、こうした形で会えるのが楽しみです」と、女性の名手2人との“共演”を心待ちにしている。

 2016年3月にデビューし、今年で4年目。先週は土日に1勝ずつ挙げ、自己最長となるJRA5週連続勝利をマーク。通算勝利は70となった。9日に22歳の誕生日を迎え、10日のシャーガーカップではまた一回り成長した姿を世界で披露する。

 「世界のトップジョッキーが集まる中で、まだ向こうでアプレンティス(見習い騎手)の扱いになる私を呼んでいただけてうれしいです。チーム戦でも、1着を目指すことには変わりないです」

 アスコット競馬場は、デビュー年に英国の招待競走に出場した際、門の外からコースを眺めた憧れの場所だ。

 「いつかここで乗れたら…と思っていました。その時期がいつ来るかなんて想像できませんでしたが、こんなに早くチャンスをいただけて。選んでいただいたからにはいい成績を残したいです」

 12日には、コパノキッキングに騎乗する盛岡の交流GIII・クラスターカップで、重賞初Vを狙う。世界と日本を駆け巡る菜七子の熱い夏は、まだ始まったばかりだ。

★’16は“貫禄負け”

 オールプレス騎手は菜七子の憧れで、騎手免許試験合格時も「同じ女性でありながらダイナミックに追う姿が格好いいから」と目標とする騎手に挙げている。

 オールプレス騎手が短期免許で来日した2016年には、10月1日中山6Rでの初対決(菜七子=11着、オールプレス=4着)をはじめ5回対戦。4回先着(1着0回)のオールプレス騎手に貫禄を見せつけられたが、最後の対戦となった10月9日の東京6Rでは16着のオールプレス騎手に対し、菜七子が1着と意地を見せた。3年ぶりの直接対決に注目だ。

https://race.sanspo.com/keiba/news/20190806/etc19080605050002-n1.html

事前に音無先生がバラしてしまっていたので(笑)シャーガーCに選出された時のような驚きはありませんでしたが、WASJにも顕著な活躍枠で選んで頂けました。選考理由を見ると、それは全て女性騎手の枠内でのことなので、明確な女性騎手枠がないWASJにも選ばれるかどうかは微妙かなと思っていたのですが、選んで頂けて良かったです。僕が思っていた以上に、彼女は競馬界に爽やかなインパクトを与え続けているんですね。菜七子騎手はまた1つ、僕をまだ行ったことのない競馬場に連れて行ってくれることになりました。出場騎手の顔ぶれを見ても、札幌競馬場まで応援しに行くのが今から本当に楽しみです。いい想い出、作りたいな…。

菜七子騎手にとって、今年の夏は本当に熱いですね。怪我や体調には十分に気をつけて、精一杯頑張って欲しいなと思います。

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