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245件のひとこと日記があります。

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2015/02/01 00:35

コラム ペールサと藤沢師

コラムで1、4が消されてしまったので、こっちにアップします。(4は割愛)

何故か1が消えてしまいました。
要点を抜粋して掲載します。

・ペールサは衰えているのではなく、本気で走っていないだけ。
・本気で走っていないとする論拠は、上がりそのものはいつも大体速い。今日レースでも2番上がりであった。
・また、ゲートを嫌がったり、出たなりにすると後方ポツンとなってしまう事もその根拠。
・直線もハミを取っていない。
・本気で走っていないのは前進気勢が乗っていないから
・前進気勢とはなにか。

以下、2

前進気勢とは、簡単に言えば文字通り「前に進む気勢」の事で、自分から動いてくれる馬のメンタル的な要素を指す。競馬では一般的に「気合」とも表現される。これがサラブレッドは抜きん出ている。

他の品種に乗ると分かる事だけど、例えば、戦闘用・狩猟用に改良された「アパルーサ」と言う品種がある。現在では乗馬用に主に用いられているけど、この品種は大人しく、肝が据わっていて滅多な事ではあまり驚かないという特徴がある。そりゃ、戦闘中にテンパられたら困るワケなので。

反面、その特徴故に前進気勢があまり無い。自分から動いてもらうようにするには相当にフカして乗ってあげないといけない。ようやく前進気勢が乗ったところで、放っておくと早々とメンタルダウンして元に戻ってしまう。
そりゃ、戦闘中に自分から動かれても困るワケなので。

同じ要領で、戦闘用に改良されているアングロアラブも少し似たような感じはある。
ただ、今のアングロアラブは競走用だし、75%近くはサラブレッドの血が入っているので、乗った感触でサラブレッドとの比較はしづらいけど。

競走用の品種であるサラブレッドは、前進気勢が違う。これってどういう事なのか?前進気勢があるとどういうメリットがあるのか?前進気勢を養うにはどうすれば良いのか?

サラブレッドが、いつでも前進気勢を保持しているワケではない。
前進気勢を養うにはどうすれば良いのか?

まぁ、答えは非常に簡単で、追い切る事。それも基本的には強い負荷を掛ける程、前進気勢が乗ってくる。休み明け叩いて、次に期待…なんて事をよく聞くけど、それは追い切りでは経験させられない強い負荷をレースで掛けられた事から出てくる表現だったりする。

前進気勢が乗ってくると、馬が自分から走る気持ちになる分、よく動く。馬術でも競技会前にはキチンと仕上げて自分から動いてくれる状態に持っていく。
走る・動く事に集中している分、他の事を気にしづらくなる。音や、光、動いているものや見慣れないもの、輸送など、ストレスが掛かる事も、仕上げる以前より気にしなくなってくる。競馬で、軽度の骨折をしても気にせず走りきってしまう事があるのは前進気勢が乗っているからだ。

乗らない人には、あまり体験しづらい事ではあるけど、実はこれは結構人でも当てはまる。


以下、3前進気勢が人でも当てはまる?
御幣はあるけども、前進気勢が乗っている状態=夢中になっている状態 と考えて頂いて差し支えは無いと思う。

つづく

いいね! ファイト!

  • アラシさん

    Fumioさん、はじめまして。いいね!ありがとうございます!

    2015/02/01 21:24 ブロック

  • アラシさん

    >パパさん

    「賢い馬」はアンカツさんも言っていましたね〜。ゲートでもワザと駐立を悪くしていたとの事ですし、まぁ、ゴールドシップみたいなタイプですね。

    2015/02/01 21:24 ブロック

  • めがねパパさんがいいね!と言っています。

    2015/02/01 06:48 ブロック

  • めがねパパさん

    ペルーサは、早くから手を抜くことを覚えてしまったんかな?

    賢い馬です。

    2015/02/01 06:48 ブロック

  • Fumioさんがいいね!と言っています。

    2015/02/01 02:23 ブロック